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フォアアールベルク州の建築ハイライト

オーストリアで最も西にあるフォアアールベルク州の木造の建築物のある風景は、色々な意味で魅力的です。建築はシンプルで、自然で地球にやさしく、伝統的であると同時に洗練されています。それは、ここに暮らす人々とそっくり同じです。さあ、ご一緒にフォアアールベルク州の建築文化と気質に触れる旅に出かけましょう。

Festspielhaus Bregenz © Bruno Klomfar
Festspielhaus Bregenz © Bruno Klomfar
Bregenzerwald Architecture © Österreich Werbung/Wiesenhofer
Bregenzerwald Architecture © Österreich Werbung/Wiesenhofer
Architecture in Voralberg © Peter Mathis / Archiv Vorarlberg Tourismus
Architecture in Voralberg © Peter Mathis / Archiv Vorarlberg Tourismus
Firehouse and Cultural Centre Hittisau © Christoph Lingg / Archiv Bregenzerwald Tourismus
Firehouse and Cultural Centre Hittisau © Christoph Lingg / Archiv Bregenzerwald Tourismus
Wood Architecture Bregenzerwald © Christoph Lingg / Archiv Bregenzerwald Tourismus
Wood Architecture Bregenzerwald © Christoph Lingg / Archiv Bregenzerwald Tourismus

フォアアールベルク州

地図上のフォアアールベルク州

フォアアールベルク州の想像力に富んだ、地球にやさしい先駆的な建築

フォアアールベルク州を初めて訪れて、誰もがすぐに気が付く事は、ここは建築の先駆者の土地である、ということです。この州の人々は、建築を州の壮大な自然景観と、エネルギー効率がよい建築技術、そして、特異なフォーアルベルク州の気質に根差した建築文化を組み合わせる事に関しての先駆者です。

私たちの建築ツアーの最初の訪問地は、ブレゲンツァーヴァルトです。もっと正確に言えば、シュヴァルツェンベルク村スルツブルク村です。ここを訪れれば、フォアアールベルク州の建築物と建築技術が何たるかが一目で分かります。ブレゲンツァーヴァルトでは、木材が環境に優しい形で使われています。この地域では、現在木が最も重要な建設資材であり、この地区の至る所で見られる多くの木造建築がそれを証明しています。


風景の一部として欠くことができない独特の木造建築

昔、木材は主に農家の建物の建設に使われましたが、現在木造建築は、住宅、会社のオフィスから公民館や学校などの公共の建物に至るまで、すべてに利用されています。その結果、伝統と現代の活気ある共存が実現しました。伝統的な建物とは、アルプスの牧草地によくある、窓が小さな古い酪農場の山小屋です。もう少しモダンな建物と言えば、大きなガラスと木材を組み合わせた近代の木造建築です。この典型的な例が、ヒティサウにある消防署と文化センター、リーフェンスベルクにあるユッペンヴェルクシュタットです。この伝統的な民族衣装の工房は、古い納屋を改修して建設されたものです。現在の建物は、正面が非常に大きなガラスで覆われ、その後ろに納屋の巨大な木の梁が見える構造となっています。

これらの木造建築には、共通点が一つあります。それは、基本設計が意識的にシンプルにしてあるという点です。この構造の単純さが、建物に控え目な本物の風格を与えています。建物が地元の住民の気質と合致していることが推量できます。ここに暮らす人は、控え目で厚かましくありません。彼らは、自然で信頼できると同時に、偏見がありません。彼らは彼らを取り巻く自然を大切に扱います。それは、この地域の建築業も同じです。自然の資源を無駄遣いしない、エネルギー効率のよい建物を建てることが、フォアアールブルク州の建築の最優先課題なのです。


ヨーロッパの現代建築の中心地

フォアアールベルク州の建築は、正当な理由からヨーロッパ中の専門家の間でよく知られ、尊敬されています。フォアアールベルクの建築家に師事して訓練を受ける事は、有名なシェフの見習いになるのと同じように、誰もが望むことです。

確かにフォアアールベルク州は、優れた建築物が密集している土地です。例えば、州都ブレゲンツには、国際的に評価が高い、建築の珠玉と言われる建物が数多く見られます。祝祭劇場クンストハウスの建物は、鉄とガラスとコンクリートの構造を特徴としています。地球に優しいということは、木造建築だけに限ったことではないという事実を強調しているのが、祝祭劇場のオペラのイベントと、ブレゲンツ音楽祭の湖上舞台での上演です。ここでは、観客にこの地方の多種類あるチーズの中からいくつか試食してもらうなど、オーガニックな旬の生産物をここを訪れた人々に供しています。


建築、自然とフォアアールベルク州のゲミュートリヒカイト(心地良さ

フォアアールベルク州の建物を語る時、宗教建築、特にランクヴァイル・バジリカのような素晴らしい建物を抜きにしては完結しません。この印象的な中世の教会城郭は、丘のような巨大な記念建造物の上に建ち、周辺の村々を見下ろしています。ここからの眺めも驚異的ですが、この地域の料理もまた驚きです。地元のレストランでは多種多様な美味しい料理を、オーストリアの心地良さ-ゲミュートリヒカイトが十分に味わえる雰囲気に包まれながら堪能できます。そんな中で味わう非常に典型的な料理が、チーズ・キッシュのようなケスデンナーラと呼ばれるものです。地元の人々は、有機栽培の生産物だけで作ったものだけが本物のケースデンナーラだと、自慢気に指摘します。やはりこの州では、建物を建てる人たちだけでなく、料理人もまた自然のものに敬意を払って取り扱っているのです。


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