オーストリアは、その長い歴史を通じて文化と芸術の保護を旗印に掲げ、このために他国ではほとんど例がないほどの資金と労力を注いできました。文化と芸術の守護者としての伝統を守り、毎年全国各地で、自国民と外国からの訪問者に一流の文化イベントを提供しています。
ウィーン、ザルツブルク、インスブルック、グラーツ、アイゼンシュタット、リンツ、ブレゲンツ、サンクト・ペルテン、クラーゲンフルトの9つの州都や、世界遺産のワッハウ峡谷、ザルツカンマーグート地方ほか。
ハプスブルク王朝の時代には、戦争よりも結婚政策によって大帝国を築き、芸術作品収集に情熱を傾け、こうして幾世紀にわたって、世界中から数多くの名作が集められました。 現在、オーストリア全国には古典の大家から新進の現代芸術家までの作品を擁する約1000の美術館・博物館があります。
そのかけがいのない地球の宝物を次の世代に残していくことは私達に課せられた大きな役割です。オーストリア国内には現在8つのユネスコ世界遺産が登録されています。
ハプスブルク家のルーツは13世紀に遡ります。スイス東北部にあるライン河上流域に根城をもった地方の豪族でしたが、その名がヨーロッパ史上に明確に刻まれるのは1273年、一族の始祖と言われるルドルフI世が神聖ローマ帝国の皇帝に選出されてからのことです。
音楽を抜きにしてオーストリアは語れません。あなたも、心の琴線を調律して音楽の国オーストリアへお出かけください。 2010年はグスタフ・マーラーの生誕150周年、2011年は没後100周年に当たります。ウィーンはじめ全国のゆかりの地では、2年間にわたりこの名高い天才作曲家・指揮者を記念して、数多くのイベントが繰り広げられます。
オーストリアは、ヨーロッパの心臓部に位置し、西と東、また南と北の世界の交差点にある国として、昔から文化発祥の地であり、また故郷でもあります。オーストリアでは芸術は、生活の構成要素となっています。それは大都市に限られたことではなく、領邦君主の宮廷でも、それぞれの芸術の中心地でもそうでした。しばしば、最高と傑作を所有しているのが、遠くはなれた谷間の小さな村であったりします。
ヨーロッパにおける国際的共通語のひとつとしてビジネスに欠かせないドイツ語は、同時に最も重要な文化言語のひとつです。
オーストリアにはロマンチックな古城や豪華な宮殿が数多くあり、栄光の歴史を今日に伝えています。