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ウィーンの食事情・レストラン・市場ほか

ウィーンは多彩な味を楽しめる街です。レパートリーは極めて幅広く、伝統のシュニッツェルやグーラッシュ以外にも、極めて多くの味覚が揃っています。芸術の都ウィーンならではの美術鑑賞と豪華ディナーのコンビネーションもお楽しみいただけます。

美術鑑賞と豪華ディナー

まず美術を鑑賞し、それから豪華ディナーを楽しみましょう。ウィーンの博物館・美術館の数々では、視覚と味覚のプログラムが、見事にセットされています。

レオポルト美物館では、ゲルストナーによる夕食ビュッフェが、毎週木曜日供されます。
自然史博物館では、期間限定で水曜夜に季節のメニューに登場します。 自然史博物館の屋根からユニークなウィーンのパノラマを見渡すガイドツアーも、同時にお楽しみください。

応用美術館MAKには、独自のカフェ・レストラン「エステライヒャー・イム・MAK」がオープンしています。この名前はコック長ヘルムート・エステライヒャーに由来するもので、彼は伝統のウィーン料理を新解釈してオリジナルな味の名品を生み出しています。レストランの内装は建築家コンビ「アイヒンガー・オーダー・クネヒトル」によるもので、伝統と現代が見事に融合しています。

気品溢れる歴史主義建築の宮殿がウィーン最大の展覧会場となっているアルベルティーナ美術館には、高級レストラン「Do&Coアルベルティーナ」がオープンしています。暖かい季節には王宮庭園を見渡すテラス席もご利用いただけます。 


Leopold Museum: Gerstner in the Leopold Museum
レオポルト美物館のゲルストナー  Museumsplatz 1, 1070 Wien,
夜のビュッフェ: 木曜 18.30-22 時, Tel. +43-1-526 13 61, www.gerstner.at
Naturhistorisches Museum: Kultur & Kulinarium im Naturhistorischen Museum 自然史博物館:カルチャー&グルメ Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien, 初夏水曜 18.30 時, Tel. +43-1-260 69 2498, www.e-catering.at
屋上パノラマガイド:水曜 17, 18.30, 日曜 14 時, Tel. +43-1-521 77, www.nhm-wien.ac.at
MAK: Österreicher im MAK 「エステライヒャー・イム・MAK」 Stubenring 5, 1010 Wien, Tel. +43-1-714 01 21, www.oesterreicherimmak.at
Albertina: Do & Co Albertina アルベルティーナ美術館:レストラン「Do&Co」 Albertinaplatz 1, 1010 Wien, Tel.: +43-1-532 96 69, www.doco.com

ウィーンの高級レストラン

 

Steirereck シュタイラーレック Am Heumarkt 2A, 1030 Wien 市立公園(Stadtpark)内 www.steirereck.at Plachutta プラフッタ Wollzeile 38, 1010 Wien

Plachutta bei der Oper プラフッタ・バイ・デア・オパー 

Walfischgasse 5-7, 1010 Vienna  www.plachutta.at

Fabios ファビオス Tuchlauben 6, 1010 Wien www.fabios.at

Hollmann Salon ホルマン・サロン Grashofgasse 3, 1010 Wien www.hollmann-salon.at

Eisvogel アイスフォーゲル(カワセミ)Riesenradplatz 5, 1022 Wien ウィーン大観覧車入り口 www.stadtgasthaus-eisvogel.at/englisch/index.htm

Le Ciel ル・シエル Kärntner Ring 9, 1010 Wien www.grandhotelwien.com

Anna Sacher アンナ・ザッハー Philharmonikerstrasse 4, 1010 Wien www.sacher.com

restaurant anna sacher

(写真 上:ホテルザッハーのレストラン「アンナ・ザッハー」)

 

皇帝気分の朝食-カイザーセンメルとキプフェル

かつてハプスブルク皇帝の居城だったホーフブルク王宮に隣接する王宮庭園にはパルメンハウスがあります。ここのテラスでは、周辺の景観を楽しみながら、皇帝気分で朝食を味わうことができます。 パルメンハウスは大規模な温室で、かつては椰子の木、オレンジ類、南国の植物が、ここで越冬しましたが、今は豪華なグルメの殿堂となっています。
また市街南部にある皇帝家の夏の離宮シェーンブルン宮殿の庭園では、丘の上に立つグロリエッテから、市街地を眺望することができます。フランツ・ヨーゼフ皇帝も、ここで朝食をとりながら、美しいパノラマを楽しみました。

皇帝(カイザー)の朝食は、どんなものだったでしょう?まずカイザーセンメルと呼ばれる丸いプチパンです。中心には渦巻きの切り込みがあり、パリッと香ばしい香りがします。あるいは甘味のある生地やブリオシュ生地を使った三日月形のキプフェル。いずれもウィーンでは伝統的に、バターやアンズのマーマレードとともに供されます。
パルメンハウスのテラスでは、皇帝の居城ホーフブルク王宮と王宮庭園を眺めながら、リラックスした気分で朝食をお楽しみください。ガラスとスチールの建築は1901年、フリードリヒ・オーマンの設計で建てられ、典型的なユーゲントシュティルの特徴を示しています。やや肌寒い日には、建物内部でお寛ぎください。椰子の木などエキゾチックな植物に囲まれて、亜熱帯の暖かさが快適です。建築家チーム「アイヒンガー・オーダー・クネヒトル」が設計した内装は、歴史的部分と新建築を見事に融合させたものです。
「カフェ・グロリエッテの朝食」では、豪華なシェーンブルン宮殿ばかりでなく、広々とした庭園も一望することができます。グロリエッテのテラスから眺めると、泉水の彼方に、幾何学模様の絨毯のようにカラフルな花壇が広がり、その背後では皇帝家の夏の離宮である豪華な宮殿が、パノラマの見事な焦点となっています。
グロリエッテは1775年に、バロック宮殿と庭園を締めくくるアクセントとして建てられたもので、1780年には中央部にガラスが入れられました。 フランツ・ヨーゼフ皇帝は、毎日ここで朝食を取るのを好んでいました。これに因んでカフェでは、週末に特別メニューが供されます。 カイザーセンメル、キプフェル、バター、マーマレードからなる「皇帝の朝食」と、ケーキとスミレの砂糖漬けからなる「シシィの朝食」です。いずれも、事前の予約が必須です。

Palmenhaus パルメンハウス 3月~10月:毎日10-2時, 11月~2月:水曜、木曜 10-24時, 金曜、土曜10-2時, 日曜 10-20時; Burggarten, 1010 Wien, Tel. +43–1–533 10 33-0, www.palmenhaus.at
Café Gloriette カフェ・グロリエッテ 毎日9時から日没まで。 Schlosspark Schönbrunn, 1130 Wien Tel. +43–1–879 13 11 www.gloriette-cafe.at

安心して楽しめるウィーンの味の芸術

「LOHAS」とは、環境保全、道徳、品質、味の楽しみなど、全てを重視する、未来の消費者層です。ウィーンにはLOHASの世界がすでに存在しています。

ハイレベルのライフスタイル、健康管理、環境保護、消費者モラルなどを結合した新たなトレンドが「LOHAS(Lifestyle of health and sustainability)」で、1990年代のアメリカから始まりました。
バイオ食品や「スローフード」、フェアトレード、種に適した動物飼育環境などを重点とするこの潮流は、ヨーロッパでもたちまち普及しました。とりわけウィーンでは伝統的に、味覚、品質、ハイセンスが重視され、こうして全く新たなレストランが登場することとなりました。環境保護とフェアトレードをモットーとする食材のみが調理され、クリエーティブなオリジナル料理を安心して楽しむことができます。
バイオ食品や自然食品の専門店は、進取の気風に富む市民層の多い区で、すでに日常生活の重要な柱として定着しています。カルメリーター地区、ナッシュマルクト、シュピッテルベルク地区などが、その代表的な例です。そもそも、ウィーン市内の19ヵ所にある食品市場には、極めて幅広いレパートリーの新鮮な食品・食材が揃い、とりわけバイオコーナーでは、ウィーンと近郊からの産直食材が豊富で、LOHASの食生活の中心となっています。 同時に、こうした市場の周辺にはシックなレストランが急増し、「消費者モラルに合致する快楽主義」を堪能することができます。 ウィーン市内で農業に利用されている土地の16パーセントは、バイオ食材の生産にあてられています。これは世界各地の大都市の中でも、異例の存在と言えましょう。
ウィーンの「LOHAS」レストランは多岐にわたり、極めて多彩です。こうしたレストランの草分けレンク(Wrenkh)では、独自のレストラン「gast.raum」でベジタリアンのためのシックなオリジナル料理が供されます。セント・チャールズ・アリメンタリー(Saint Charles Alimentary)は、ヨーロッパ最初の薬局直営レストランです。
またテワ・アム・ナッシュマルクト(Tewa am Naschmarkt)では、世界各地のエキゾチックなアロマとバイオ製品が融合しています。 モントシャインシュトューベル(Mondscheinstüberl)では、庶民的な雰囲気の中で、バイオ食材のみを用いたウィーン料理が供されます。 ウィーン産のワインも、バイオと環境保護のセクターに結びついています。とりわけ、シュテファン・ハイツァン、フリッツ・ヴィーニンガー、ライナー・クリスト、リヒャルト・ツァヘル、ユッタ・アンブロジッチなどの先進的ワイン生産者の努力によって、ウィーンのバイオ・ワインは国際的にもトップレベルを誇っています。

Wrenkh レンク
「レンク・バー」は本来、ベジタリアンのためのレストランとして、ウィーンのグルメから高く評価されるようになりました。最近では、魚料理や肉料理を加え、メニューも一層バラエティー豊かになりました。 Bauernmarkt 10, 1010 Wien www.kochsalon.at
Saint Charles Alimentary セント・チャールズ・アリメンタリー Gumpendorferstraße 30, 1060 Wien www.saint.info
Tewa テワ Naschmarkt 672, 1040 Wien www.tewa672.at
Mondscheinstüberl モントシャインシュトューベル Zollergasse 24, 1070 Wien, Tel. +43–1–526 73 07
Weinbau Jutta Ambrositsch ワインバウ ウィーンユッタ・アンブロジッチ Dannebergplatz 12/2, 1030 Wien, www.jutta-ambrositsch.at
Weingut Christ ワイングート・クリスト Amtsstraße 10–14, 1210 Wien, www.weingut-christ.at
Weingut Hajszan ワイングート・ハイツァン Grinzinger Straße 86, 1190 Wien, www.hajszan.com
Weingut Wieninger ワイングート・ヴィーニンガー Stammersdorfer Straße 80, 1210 Wien, www.wieninger.at
Weingut Zahel ワイングート・ツァヘル Maurer Hauptplatz 9, 1230 Wien, www.zahel.at

味とデザインを楽しむ一石二鳥の名所

アドルフ・ロースからアイヒンガー・オーダー・クネヒトルまで、テレンス・コンランからアン・ラカトンやジャン・フィリップ・ヴァッサルまで、多くの名高い建築家が、ウィーンのレストランやバー、カフェなどを設計しています。これらは、味とデザインを同時に楽しめる名所となっています。

ユニークな設計や内装のレストラン、カフェなどは、ウィーンの伝統となっています。この分野のクラシックとされるのがロース・バー(Loos Bar)です。 100年前に建てられた小さなアメリカン・バーは、現代建築のパイオニアとして知られるウィーンの建築家アドルフ・ロースが設計したもので、時代を超越して永遠に新鮮な空間が生み出されています。
ナッシュマルクトに隣接する伝説的なカフェ・ドレクスラー(Café Drechsler)は1年前、イギリスのスター・デザイナー、テレンス・コンランによる設計で、細心の配慮のもとに改装されました。新装のドレクスラーも現代建築のクラシックとなることは、すでに今から明らかです。

ミュージアム・クオーターのウィーン建築センターにあるカフェ・レストラン「ミロ」(Café-Restaurant Milo)は、その位置からしても、ハイレベルの建築が不可欠の条件です。 フランスの建築家アン・ラカトンとジャン・フィリップ・ヴァッサルは、控え目な建材の知的な投入を基本哲学としています。このコンセプトは「ミロ」にも厳密に体現されています。トルコ出身の芸術家アシエ・コルバイ・カファリエのモザイク天井は、全体を支配するミニマリズムに快いアクセントを添えています。

オーストリア応用美術館(MAK)も、ハイレベルのデザインを重要テーマとしています。このため、館内にあるレストランの改装にも、最高レベルが要求されました。スターコック、ヘルムート・エステライヒャーが腕をふるうレストラン「エステライヒャー・イン・MAK」(Österreicher im MAK)は、ウィーンの建築家コンビ、アイヒンガー・オーダー・クネヒトルによってデザインされたものです。古典的なウィーンのレストランを出発点に、アイヒンガー・オーダー・クネヒトルはユニークな建材や斬新なコンセプトを駆使し、ウィーン伝統のレストラン・スタイルに、独自のバリエーションを生み出しました。 

ワイン専門店とバーのコンビネーションである「ウンガー・ウント・クライン」(Unger und Klein)も、アイヒンガー・オーダー・クネヒトルによる独創的なコンセプトが見られる典型例のひとつです。 波打つような長いワイン棚が店内に独特の雰囲気を生み出すとともに、そこがワインの世界であることを明確に示しています。 同時に、様々なワインの位置など、店内におけるオリエンテーションをも助けています。こうして、美学と味覚という2つの要素が、見事なハーモニーを生み出しているのです。

Loos American Bar ロース・アメリカン・バー  Kärntner Durchgang 10, 1010 Wien, www.loosbar.at
Café Drechsler カフェ・ドレクスラー Linke Wienzeile 22, 1060 Wien, www.cafedrechsler.at
Milo ミロ Architekturzentrum Wien (ミュージアム・クオーター ウィーン建築センター内) Museumsplatz 1, 1070 Wien,
Österreicher im MAK レストラン「エステライヒャー・イン・MAK」 Stubenring 5, 1010 Wien, www.oesterreicherimmak.at
Unger und Klein ウンガー・ウント・クライン Gölsdorfgasse 2, 1010 Wien, www.ungerundklein.at

ひと味違うウィーンのファーストフード

急いで軽く食事をしたいという場合、ウィーン子が探すのは最寄のソーセージスタンド。フレスコグリル、エリーファント、レナ&ロレンツなど、自家製ファーストフードを供する店が人気を呼んでいます。

ウィーン伝統のファーストフード:トルツェスニェウスキには、小休止のスナックに最適の多彩なオープンサンドが並んでいます。しかも既に100年以上の伝統があります。旧市街ドロテアガッセのトルツェスニェウスキで、オープンサンドを数個、場合によってはビールを1プフィッフ(八分の一リットル)。これが、旧市街でショッピング中の軽食モデル・メニューです。
クラカウ出身のフランツェシック・トルツェスニェウスキがウィーン旧市街にオープンサンド専門店を開いたのは1902年。以来、味わい豊かなオープンサンドの数々が供されていますが、そのレシピは極秘。経済危機の続いた1920年代、トルツェスニェウスキ氏は、誰にでも気軽に買えるようパンを小型にすることを思いつき、これが今日まで伝統となりました。

最近、オリジナルなメキシコ風ファーストフード・スナックが9区に登場、人気を集めています。
ウィーン大学に近い「フレスコグリル」では、新鮮なタコスや500グラムを超える豪華版のブリトス、ヨーロッパ以外で生産されたビールなどが供されます。ブラックビーンズ、辛いチリソース、スパイシーなトルティーヤ・チップスなど、代表的なメキシコの味をお楽しみください。全てのメニューは、出来たてを店内で味わうほか、お持ち帰りも可能です。

「心から温まるスープ」、サンドウィッチ、スイーツなど、イギリス独特の味を専門とするのが、7区にオープンした「エリーファント」。ノイバウガッセ通りにある小さな店内では、イギリス人の女性オーナーが、ランチタイムのカレーやサラダに加え、焼きたてのマフィン、クッキー、ケーキ類を提供。 「ビジービー」「不思議の国のアリス」など自家製スムーシーやブラジルのパワージュースを組み合わせれば、ビタミン豊かな健康食となります。もちろん、エリーのクリエーションは全て、お持ち帰り可能です。
多彩なサンドウィッチを供する「リナ&ロレンツ」 も、7区ノイバウ地区にあります。大豆を原料とする「ロシアのディスコ」は、安心して食べられる低カロリー・デザートです。

Trzesniewski トルツェスニェウスキ Dorotheergasse 1, 1010 Wien www.trzesniewski.at
Frescogrill フレスコグリル Liechtensteinstraße 10, 1090 Wien 月曜–金曜 11–23, 土曜 12–23 時 www.frescogrill.at
Elliefant エリーファント Neubaugasse 45, 1070 Wien 月曜–土曜 11–15時30分 www.elliefant.com
Lena & Laurenz リナ&ロレンツ Zollergasse 4, 1070 Wien 月曜–金曜 8–18時30分 www.lenaundlaurenz.at

naschmarkt wien
活気溢れるウィーンの市場

ウィーンの市場は、食料品の大マーケットというだけではありません。それは市民生活の大動脈であり、クリエーティブなヤングの集まる生きた文化交流の舞台なのです。ウィーンの三大市場、ナッシュマルクトカルメリーターマルクトブルネンマルクトには、活気溢れる多彩なシーンが繰り広げられています。青果物、精肉、魚介類など、あらゆる食材が勢揃い、しかもレストランやスナックもオープン。ウィーン市内の様々な市場で、味覚の探訪に出掛けましょう。

ナッシュマルクト:カールスプラッツと地下鉄ケッテンブリュッケンガッセ駅の間に広がる食品市場は、ウィーンにある26の常設市場中最大のもので、周辺地域とともにウィーンで最も魅力的なゾーンのひとつとなっています。 典型的なウィーンの味からエキゾチックなものまで、あらゆる食品と料理が並び、しかも常に新鮮です。「ナッシュマルクト・デリ」など、シックなスナックの数々も、最新トレンドのスポットとして、今やウィーンに欠かせない存在となっています。これと同様、隣接するフライハウス地区も多くのギャラリーやスナックで人気を集めています。また、この地域は建築ファンにとっても見逃せません。ここには多くのユーゲントシュティル建築が見られるからです。そして毎週土曜日に開催されるのみの市には、掘り出し物を求める多くの人々が集まります。

レストラン「ネニ」は、ナッシュマルクトで小さな革命を引き起こしました。これは、ウィーン最大の食品市場ナッシュマルクトのニューフェースで、2つの階からなり、市場で最も美しいものに数えられます。 文化財保護の指定を受けた建物は上階の増築が不可能で、経営者のハヤ・モルヒョーは、天井の高い建物の中に、もうひとつの階を付け加えたのです。 ここからは、ナッシュマルクトの賑わいを一望することができます。 更に小さなパビリオンもレストラントと結合され、両者の間には、ゆったりと日光浴を楽しめるサンテラスが広がっています。 味のレパートリーは、アロマ豊かなイスラエル・レバンド料理で、薪オーブンで焼かれた自家製パンも供されます。 最新オープンの「ネニ」に加え、ナッシュマルクトには既に多くのレストラン・スナックがあります。市場の数多い店舗や屋台の三分の一は、こうした飲食施設となっています。

ナッシュマルクト Naschmarkt 月–金 6–19.30時, 土 6–17時
Café Drechsler カフェ・ドレクスラー  Linke Wienzeile 22, 1060 Wien, www.cafedrechsler.at
Naschmarkt Deli ナッシュマルクト・デリ Naschmarkt Stand 421–436, 1040 Wien, Tel. +43–1–585 08 23, 月–金 8–24時
Neni ネニ  Naschmarkt Stand 510, 1060 Wien, www.neni.at

カルメリーター地区:ドナウ運河の彼方のアーバンゾーン
ナッシュマルクト(4区)やファッショナブルなノイバウ地区(7区)についで、ウィーンのヤング・カルチャーが息づくところ、それが2区のカルメリーターマルクトです。古典的な都会の市場であるカルメリーターマルクトも旧市街から徒歩数分、シュヴェーデンプラッツの近くです。1671年から存在するカルメリーターマルクトには近年、モダンなレストランやバー、ブティックなどが次々とオープンしています。

味覚のパイオニアとして注目されるのがレストラン「シェーネ・ペルレ」。レオポルトガッセに近いこのレストランでは2002年以来、伝統のウィーン料理を新たな演出で提供しています。 シンプルな内装のレストランで厳選された味を提供、都会派の集まるホットスポットとなっています。 その近くには、最新オープンの「スコピック&ローン」があります。控え目で上品な内装のレストランには中庭もあり、国際的なアクセントを添えたウィーン料理が供されます。

「ダンマイヤー」は南イタリア料理を専門とするレストラン。アンティパスト、イノシシのモルタデッラ、柔らかいプロシュットなどを中心に、イタリアとオーストリアの厳選された高級ワインが供されます。 天気の良い日には、明るいシャニガルテン(テラス)に座り、ヴェネチア製の「カフェ・デル・ドージェ」を用いた本場のエスプレッソを味わいましょう。 その向かい側にある「マディアーニ」では、グルジア料理の探訪に出かけましょう。典型的なグルジア料理は、様々な具を詰めたキンカリと呼ばれるパイです。 とりわけお勧めできるのは、サモワールの紅茶によるロシア風またはグルジア風の朝食。もちろん、センメルとハチミツの伝統的ウィーン風朝食も供されます。 またマルクトに隣接するカフェ・バー「アインファールト」では、ボリュームたっぷりの朝食が供されます。 土曜日には昼過ぎでも「朝食」の注文が可能です。また、ここでは定期的に展覧会が開催されるほか、毎週水曜日には、歌手サンドラ・ローゼによるジャズ・コンサートがあります。 新たに登場したのは「マルクトアハテル」で、極めて丁寧に改修され、歴史的な建築の個性が良く保存されています。 美しい広場を望む広い店内では、ローカルメニューや季節の料理が供され、暖かい季節にはシャニガルテン(テラス)で日光浴も可能です

Karmelitermarkt カルメリーターマルクト 月–金 6–19.30時, 土6–17時
Schöne Perle シェーネ・ペルレ Leopoldsgasse/Große Pfarrgasse角, 1020 Wien Tel. +43–664–243 35 93, 月–金 12–24 時, 土 & 日 10–24 時
Skopik & Lohn スコピック&ローン Leopoldsgasse 17, 1020 Wien, Tel. +43–1–219 89 77 毎日 17–1 時 www.skopikundlohn.at www.schoene-perle.atwww.schoene-perle.at
Danmayr ダンマイヤー Karmelitermarkt 37-39, 1020 Wien, Tel. +43–664–345 71 13
Madiani マディアーニ Karmelitermarkt 21–24, 1020 Wien Tel. +43–664–456 12 17
Einfahrt アインファールト Karmelitermarkt/Haidgasse 3, 1020 Wien Tel. +43–1–942 68 86, www.einfahrt.at
Marktachterl マルクトアハテル Karmelitermarkt 96, 1020 Wien, www.marktachterl.com

ブルネンマルクト:旧市街から少し離れたウィーン16区(オッタークリンク)にはブルネンマルクトがあり、活気溢れるホットゾーンとして人気を集めています。市場には南国の香りが広がり、とりわけトルコの雰囲気が濃厚です。
周辺には若手アーチストが本拠地を構え、近くのイッペンマルクトとブルネンマルクトは、ウィーンで最もエキサイティングなゾーンのひとつとなっています。 食料品店を兼ねたレストラン「ノイ」では、味わい豊かなバイオ食品やバイオ料理を楽しむことが出来ます。特に夏には、騒音のない屋外の席が快適です。 その近くには「シュタウツ・パヴィリオン」があり、最高品質の保存食品やピクルス類が並んでいます。これは、オーナーであるシュタウト氏の母上が経営するもので、息子の会社の製品を販売しています。もちろん味は最高です。

イッペンマルクトには、ママレードやピクルスの老舗シュタウドに加え、多くのシックなレストランが並んでいます。
広いガーデン施設を有する「アン・ドー」は、夏にリニューアル・オープン、地中海料理を専門としています。 オリジナルな建物は拡張され、魚料理部門が加えられたのです。 小規模ながら魅力溢れる市場のニューフェースは「マスカット」で、かつて鮮魚専門店だった建物にあり、16時まで朝食が供されるほか、書籍も備えられ、ちょっとページをめくったり、購入することもできます。

Brunnenmarkt/Yppenmarkt ブルネンマルクト/イッペンマルクト  月–金 6–19時30分, 土 6–17 時
Noi ノイ Payergasse 12/4, 1160 Wien, 火–金 11–24 時, 土 9–24 時 www.noi.at.
Staud’s Pavillon シュタウツ・パヴィリオン Yppenmarkt 93, 1160 Wien, 火–土 8–12時30分, 金 15時30分–18 時 www.stauds.com
An-Do アン・ドー Yppenmarkt Stand 11-15, 1160 Wien, Tel. +43-699-11 90 15 68
Muskat マスカット Yppenmarkt Stand 92, 1160 Wien, www.muskat.at


注)内容は変更されている場合もありますのでインターネット等でお確かめください。