センメリング Semmering

"ウィーンっ子の軽井沢"センメリングと、ユネスコ世界遺産のセンメリング鉄道

ウィーンから南へ、グラーツ方面の列車に乗って約80キロ行くと、グロニッツ(Gloggnitz)という山間の駅があり、ここからブラームスゆかりの地ミュルツツーシュラーク(Muerzzuschlag)までの約40キロの区間が「センメリング鉄道 Semmeringbahn」、1854年に完成した世界で初の山岳鉄道でユネスコ世界遺産に指定されています。

近代的な土木機械もダイナマイトもなかった時代でありながら、6年という異例の短期間で完成し、現在もアルプス越えの最も重要な路線として知られています。

現在、16のトンネルと16の高架橋があり、高架橋の一部は二層構造となっておりこの路線の目玉となっています。トンネルや構造物は自然の環境に調和する ように造られており、美しい景観を見ながらハイキングをしたり、のんびりと各駅停車の旅をするのも オーストリアならではの体験です。

semmeringbahn

センメリングの街は鉄道開通から世紀末にかけて発展したリーゾトで、ホテル・パンハンス(冒頭の写真)やジュードバーンホテルなど伝統的なホテルが建ち、ウィーンをはじめとする 王朝全域の貴族や上流市民が集うサロンとなりました。
1938年ナチスのオーストリア併合によってユダヤ人上流市民層とともに、高級リゾートとしてのセンメリングは没落しましたが、近年再開発され国内外から注目を浴びています。
夏はハイキングや音楽・演劇サマーフェスティバル、冬はウインタースポーツファンで賑わっています。

交通:ウィーン国鉄南駅からセンメリング(semmering)駅まで約1時間50分。特急、急行は停車しません。
国鉄時刻表検索サイト(英語)

センメリング街案内(英語)www.semmering.at

ミュルツツーシュラークのブラームス博物館
 
 

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