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シュタイヤー:文化を体験するロマンティックな街

ウィーンから西へ約170km、シュタイヤー(Steyr)はオーバーエステライヒ州にある千年の歴史を持つ大変美しい中世の都市。鉄器や刃物作りなどの手工業で栄え、シュタイヤー川とエンス川にはさまれた旧市街には、ゴシック時代にさかのぼる趣深い家々が軒を並べています。

 © TV Steyr
アクセス:
<鉄道>
ウィーン西駅から急行でサンクト・ヴァレンティン St. Valentin まで約1時間40分。そこで支線に乗り換え、ガルステン Garsten 方面に乗ってシュタイヤーまで1時間前後。ウィーンから約3時間の行程です。
<車>
ウィーンから片道約170キロで約2時間半、大部分が高速道路です。

シュタイヤー旧市街
駅前からすぐのエンス河畔に出ると、教会の塔や、城の塔が並び立つ旧市街の美しい全景が跳められます。旧市街の中心は川向かいのシュタットプラッツ広場。彫刻で飾られたレオポルディブルンネンという泉をはさんで、堂々としたゴシック式のブンメルハウスと、高い塔を持つ優雅なロココ式の市役所が向かいあっています。

旧市街は東西、南北およそ80mの範囲内にあり、昔の町並みがそのまま保存されているため、どちらを向いても絵になるような風情があります。中世風の鍛鉄細工の看板が頭上に突き出していてそのデザインが凝っているのにも感嘆させられます。そういう古風な建物もみな内部はしゃれた店になっていて、長い伝統を誇る手工業の街らしく、楽しい品々を売っています。

旧市街の南端には、街を囲んでいた城壁の名残であるノイトア門があり、エンス川の橋の彼方から写真に絶好です。この城門に接している中世風の大建築はインナーベルガー・シュターデルと呼ばれ、郷土博物館になっています。

当市の歴史を物語るさまざまな資料のほか、12月1日から2月2日聖母マリア光りのミサの日までの間、機械仕掛けによるキリスト降誕劇の人形群が展示されます。月曜は休館。
旧市街の北端からシュタイヤー川を渡ったあたりも、中世都市の面影を豊かにとどめています。

ランベルク城 Schloss Lamberg
古城ランベルク城はかつてお濠だった庭にロマンティックなアーチ状の橋がかかり、バロック時代の歴史的雰囲気を残しています。7月下旬から8月半ばまでシュタイヤー音楽祭が開かれます。アドヴェントの時期には城のプロムナードにクリスマス市が立ちます。

アルバイツヴェルト博物館
「物を作る仕事の博物館」というような意味。旧市街の北端からシュタイヤー川の橋を渡り、左へ折れた河岸にあります。中世の手工業の時代から、今日のエレクトロニクスの時代に至るまで、人間がいろいろな物を製造してきた歴史が、実物の道具類や機械装置と共に、分かりやすく展示されています。いろいろな職人の工房をそっくり再現した部屋もあります。月曜は休館。

ワルファールツキルヒェ・クリストキンドル教会
「おさなごキリスト巡礼教会」という意味。シュタイヤーの西南3キロにあります。1708年に出来たバロック式の教会ですが、この教会を有名にしているのは、司祭館の隣の建物に設置されているキリスト降誕劇の人形たち。300以上の人形が機械仕掛けで動きます。11月最後の日曜日に始まるアドヴェント(待降節)の期間から、1月6日の御公理の祝日にかけて、12月25日と1月1日の午前を除き、毎日9時から17時まで公開されます。

クリスマス郵便局
上記教会のあるクリストキンドルの町にあります。1950年からクリスマスカードがこの小さな郵便局から送られ人々に夢を与えてきました。当初42.000通だったのが、今では年間200万通を超すカードが美しい記念切手を貼って世界中に発送されています。 クリスマスイブの1か月前から1月6日までオープンしています。詳しく> www.christkindl.at

シュタイヤータール鉄道

1889年にできたオーストリアで最も古い狭軌鉄道。現在はシュタイヤー国鉄駅から少し離れたシュタイヤーローカル鉄道駅から南西方向へ17km行ったグリューンブルクまで、6月〜9月の日曜と7月〜9月の土日に走っています。
予約・問い合わせ steyrtalbahn@gmx.at Fax +43-7257-7102 
www.steyr.info/