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オーストリア国鉄、近・中距離列車に新型車両導入

赤白のオーストリアをイメージするモダンなデザインの列車「シティジェット CityJet」。30編成がウィーンの市内と近郊を走るSバーンに、70編成がニーダーエステライヒ州、オーバーエステライヒ州、シュタイヤマルク州のローカル線に2013年12月末から徐々に導入されます。

 © Spirit Design, SIEMENS

シティジェットの車両タイプはジーメンス社のデジロMLで、最終組み立てと仕上げはオーストリア国鉄(ÖBB)の工場が手がけています。インテリアはウィーンの設計会社、スプリットデザイン社が担当しました。高速の長距離列車レイルジェットに対して、シティジェットが近距離、中距離のローカル線の高速列車として活躍します。環境保全のために鉄道移動がますます重要になっていますが、オーストリア国鉄の利用者は2013年の上半期は前年度の同期に比べ、4%増を記録しました。さらなる利用者を獲得するため国鉄は新しい近距離・中距離列車に550万ユーロ(約715億円)を投資しています。都市部の通勤や日帰り旅行をさらに快適さなものにするため、新列車は最高時速160kmに到達し、車両はバリアフリーで広く、低床の出入り口、落ち着いた開放感のある通路、車椅子やチャイルドバギー用のスペース、視覚障がい者に配慮した強い色のコントラスト、Sバーン(座席数244)は片側につき4つのドア、中距離列車(座席数259)は6つのドア、各席にコンセントと読書ランプ、ラップトップが置ける折りたたみテーブル、快適な座席、広い座席空間、26インチのインフォメーションスクリーンと、細部にわたり利用者のためのデザインが施されています。 

今回、100編成がウィーンと3つの州に用意されますが、将来的には必要に応じて、車両の追加、シティジェットが走る路線の拡張も考えられます。