〇 青空の下、葡萄畑を望む「ホイリゲ」でカンパイ!
大都市でありながら市内に葡萄畑が広がるウィーン。郊外のウィーンの森地区にはワイナリーが経営するワインの居酒屋、ホイリゲがたくさんあり、青空の下、緑に包まれながら自家製ワインを楽しむことができます。テラス席や田舎風の室内など、さまざまなホイリゲがあり、生演奏を行うレストランもあります。
〇 世界最高水準のオペラをオープンエアでタダで見る
ウィーン国立歌劇場では、4月~6月、9月、そして年末年始に劇場前のカラヤン広場で、ライブヴューイングを開催。観客はアツアツのソーセージとドリンクを片手に、カラヤン広場に設置された50m2の巨大スクリーンに映し出される舞台を満喫することができます。 観賞は無料!贅沢なひと時を体感しましょう。
〇 世界で一番美しい図書館と豪華絢爛な財宝に心を奪われる
およそ640年にわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク家が居城としてきたホーフブルク王宮の敷地内にある、オーストリア国立図書館と宝物館。ヨゼフスプラッツ広場に建つ国立図書館のプルンクザールは、まるで映画『美女と野獣』に登場する図書館のようです。中央の楕円天井には、宮廷画家ダニエル・グランのフレスコ画が描かれています。ここに足を踏み入れると約20万冊の蔵書を並べた書架の曲線美に圧倒されます。
〇 ウィーン美術史博物館KHMでアートナイト
ブリューゲルの『バベルの塔』やフェルメールの代表作『絵画芸術』などを所蔵する世界屈指の美術品コレクションを誇るKHM。毎週木曜の夜は21時まで開館。ライトアップされた美しい外観が、これから始まるナイトミュージアムへの期待をグッと高めてくれます。
〇 本物のウィンナーコーヒーを飲む
334年も続くカフェの歴史を持つウィーン。ウィーンのカフェでは、コーヒー、プリーズでは通じません。20種類ものコーヒーを提供するのは当たりまえ。定番は、エスプレッソと温かいミルクを1対1の割合で入れ、泡立てたミルクをのせた「メランジュ」で、いわゆるカフェラテのウィーンバージョン。日本でもおなじみ、生クリームが乗ったウィンナコーヒーは、本場では「アインシュペナー」と呼ばれています。ダブルのエスプレッソにたっぷりのホイップクリームがのっていて、グラスでサーブされるのが特徴です。 さて、どんなコーヒーを注文しましょうか。