Familienwandern in Tirol © Innsbruck Tourismus / Mario Webhofer
チロル州の面積は12,648km2で、インスブルックを州都とするオーストリアで3番目に大きな州です。アルプスに囲まれ、人が定住できるのは面積のわずか13%に過ぎません。
牧歌的な山の景色で知られるチロル州の住人の大部分がインタール渓谷などの低地で生活しています。したがって州の文化の拠点は、インタール渓谷に数珠つながりに存在します。インスブルック、ハル、ラッテンベルク、クーフシュタインなどの魅力的な町が点在します。また、ツィラータール、シュトゥーバイタール、エッツタールなどの渓谷、サンクト・アントンやゼーフェルトはハイカーやスキーヤー、そして休養を求める人々の理想郷として有名です。また、東チロルはザルツブルク州をはさんで離れたところに位置する自然の宝庫です。
アルペンスキーの発祥の地、チロルはスキーは冬のみならず、氷河スキー場でもダイナミックな夏スキーができます。アルプスの夏といえば、ハイキングと登山。3000m級の峰々を望むチロルでは、あらゆるタイプの山歩きが楽しめます。
また、ロープウェーなどの索道が大変整備されているので、ファミリーなどにも、手軽に山頂のすばらしい眺望や、緩やかな山上のハイキングが楽しめます。
スポーツのほかにも、文化イベントが多く、音楽会や展覧会、修道院やお城の見学、生活体験など、様々なプログラムが用意されています。