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    • Salzkammergut Hallstatt - Lake Hallstatt
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    塩文化と景勝地 - ザルツカンマーグート、ビデオコレクション

    かつて「白い金」と言われた塩がザルツカンマーグートを豊かな地域にしました。遠い昔、岩塩坑の過酷な労働に耐えた人々や、別荘で優雅な時を過ごした皇帝、ナチスと戦った勇敢な山の住人たちなど、歴史上の人物たちについて、また、オーストリアで最も心躍る美しい地域の一つと言われていこの美しいリゾートを愛した芸術家の足跡をビデオで辿ります。

    ザルツカンマーグートの塩物語

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    地域を豊かにした岩塩

    ザルツカンマーグートでは何千年も前から塩が作られていました。現在、観光用に見学できる岩塩坑の層を見ると、しゅう曲を描いており、古代の海で塩が沈殿し堆積したものが風や水で運ばれ、3~5千万年前にアルプスの隆起で層になったものです。岩塩坑の層は今日、ハルシュタットやアルトアウスゼーでは、山中の岩塩坑で塩の採掘に携わる坑内員の道具や、水汲み労働者の歴史や製塩の世界を見学することができます。塩の世界を巡る冒険ツァーへようこそ。

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    ナチスから美術品を守った勇気ある人々:アルトアウスゼー岩塩坑

    第二次世界大戦中、ナチスはオーストリアのアルトアウスゼーの塩坑トンネルに、略奪した美術品を大量に運び込みました。地下には6,500点以上の貴重な絵画のほか、彫像、ヘントの祭壇画などのユニークな作品、歴史的な武器、完全な図書館などが保管されていました。1945年の春、アメリカ軍が接近してきたとき、ヒトラーはギャラリーを爆破させようとしました。ヨーロッパの美術品が破壊されるのを阻止したのは、アルトアウスゼーの勇気ある坑内員たちでした。アルトアウスゼー岩塩坑の世界を巡るガイドツアーで見応えのある展示を見ることができます。

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    ハルシュタット岩塩坑の塩はどうやって遠方に運ばれたか

    標高3000mの山の谷間に抱かれ、深い藍色の水を湛える湖の畔に佇む美しい町ハルシュタットには世界最古の岩塩坑があり、世界中から訪れる人々が絶えません。岩塩鉱山の渓谷には、七千年も続く文化の歴史が今なお脈々と息づいています。

    さて、この塩はどうやって遠方に運ばれたのでしょうか。ハルシュタットが湖畔に位置していたことが幸運でした。塩は舟に載せられ、湖からトラウン川を通り、さらには大河のドナウ川を通って遠い国まで運ばれました。塩の輸送に使われたのは専用の舟で、操縦しやすい特別な舟でした。今日、この舟は観光用に使われています。

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    バート・イッシュルとザルツカンマーグートは2024年の欧州文化首都

    欧州文化首都 は1985年以来、欧州委員会が毎年指定しています。このプロジェクトは、文化の多様性と共通性を可視化し、欧州市民の相互理解を深めることを目的としています。
    2024年の数々の活動のコンセプトは、何世紀にもわたってザルツカンマーグート地域と人々を形成してきた、この地域に欠かせない2つの要素、「塩」と「水」に基づいています。保養地バート・イッシュルを中心とし、湖水地帯ザルツカンマーグートの23の自治体は、文化を通じて人々を結びつけ、文化首都の地域とヨーロッパ、そして世界を結ぶことを目的とした幅広いプログラムを用意しています。

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    避暑地、ザルツカンマーグート

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    グスタフ・クリムト:完璧なカットで描かれたアッターゼーの風景

    1910年から1916年まで、ウィーンのユーゲントシュティール(アール・ヌーヴォー)の巨匠グスタフ・クリムトは、夏の大半をザルツカンマーグートのアッターゼー湖で過ごしました。その間、クリムトは水、空気、光、色彩にインスピレーションを得て、彼の作品の中でも最も美しい風景画を制作しました。40点以上あるそれらの絵は、壮大な山頂のパノラマや雄大なアルプスの風景ではなく、誰でも見ることができる日常の美しさが描かれていて、しかもそのほとんどが正方形に収められています。クリムトは風景を完璧なスクエアに切り取るために、厚紙で作った正方形のファインダーを持って、アッターゼーの湖畔をそぞろ歩いたに違いありません。

    現在、カンマーにはクリムトの資料が記録されているクリムト・センターが、クリムトの絵のモチーフにもあるカンマー城に続く菩提樹の並木道のすぐ近くに建っています。記念館や「クリムトの散歩道」を訪れ、彼の足跡を辿りながら、クリムトが描いたそのままの風景を探し出してください。

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    バート・イッシュルの別荘建築

    バート・イッシュルは帝国時代には、ザルツカンマーグートの隠れた首都となり、夏のリゾートの発祥の地とも言われます。休暇を過ごす皇帝とともに誰もがこの地にやってきて、その多くが夏ごとにここで避暑を過ごすので、いつしか彼らは素晴らしい別荘を建てるようになりました。これらの建物は、現在でも町のイメージを特徴づけています。

    ザルツカンマーグートがいわゆる避暑地となる前、つまり、支配者や貴族たちがこの地を夏を快適に過ごす場所として発展させる以前は(その後、保養を必要とする一般の人々に利用されるようになりました)、アルプスの他の地域と同様の家が建っていました。屋根は雪のために急勾配で、窓は寒さのために小さかったのです。しかし、その後、暖かい夏の間だけ滞在する都会の人たちがやってきて、バルコニーや大きな窓のある別荘、かわいらしい小さな宮殿や、瀟洒な家が建てられたのです。

    カイザーヴィラを始め、様々な別荘を探しながら、街の散策にお出かけ下さい。

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    こちらもご覧ください

    • インスピレーションに満ちたドナウの町、ビデオコレクション

      ドナウ川の美しい文化的景観はいつの時代にも、音楽家や画家たち文化人にとってその芸術活動において、大いにインスピレーションを得られる地でした。今も多くの人々を惹きつけてやまないドナウ川流域の都市や町の魅力をビデオシリーズでご覧ください。

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          The adorable city Krems at the Danube River
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