Austrian National Tourist Office
/ Popp & Hackner
Riegersburg Fortress
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この州は森が豊かなことから「緑の州」とも呼ばれています。州都は世界遺産のグラーツ
アルプスの大自然はもちろん牧歌的な村の風景も美しく、スロヴェニアと国境を接する南シュタイヤマルク地域はワインの名産地として有名です。ブッシェンシャンクと呼ばれるワイン生産者の直営店が点在しますので、ワイン愛好家にお勧めのルートです。また、この地域では数多くの文化財を見ることができます。一方、バード・アウスゼー周辺のザルツカンマーグートのシュタイヤマルク州側の部分は、美しい湖と山の景観によって、南部とはまた違った魅力を放っています。その近くにあるゲゾイゼ国立公園は、森林地帯や山脈がエンス川の急流により削られることによって、地質学的に特徴付けられた原始の森が存在する場所です。
シュタイヤマルク州の代表的な城として、ファイストリッツクラムにひっそりと建つ、野趣に富んでロマンチックな、オーストリアで最も有名なお城の一つ「ヘルベルシュタイン城」が挙げられます。 3つの時代―ゴシック、ルネッサンス、バロック―が調和して発展してきたこの城は、700年を超える波乱万丈なシュタイヤマルクの歴史と領主家の伝統を語ります。城には美術館の他、動物園、庭園があります。それとは反対に、小高い岩山の上に建つ堅固なリーガースブルク城は、遠くからでも堂々とした姿を見せています。オスマントルコからの侵略に備えて、増改築を行い難攻不落の城となりました。
シュタイヤマルク州の南東部は温泉地帯で、有名なブルマウ温泉や、瀟洒な温泉リゾート、バート・ラートカースブルクなどがあります。