アルプスイワナのムニエル
このレシピで料理すれば、日本のイワナもザルツブルク州湖水地方産のザイブリング(アルプスイワナ)の本場の味に近づくかもしれません。
作り方
(レナーテ・ワグナー)
1.魚の内蔵を取って水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
2.腹に塩・胡椒をする。イワナの外側にも塩をし、両面に小麦粉をまぶす。
3.大きめのフライパンに(できれば2尾が焼けるフライパンで)バターを半量(75~100g)ほど入れてゆっくりと熱し(あまり焦がさないように)、イワナの両面をカリッときつね色になるまで、大きさにもよりますが、合計12~18分焼く。(皮が破れないように、裏返すときは注意!)。
4.良い焼き目が付いたら、フライパンからそっと取り出し、予熱した皿に並べ、ホイルで覆って冷めないようにして置く(または、あまり予熱していないオーブンで温めておく)。
5.フライパンから余分なドリップを流し、残りのバターを泡立て、レモン汁を適量絞る。塩で味付けし、再び泡立てる。
6.盛り付けたイワナにかけ、みじん切りにしたパセリを散らす。
7.バターで茹でたポテトとパセリを和え、季節のサラダを添える。
*丸ごと1尾ではなく、切り身をこのように調理することもできます。
ご存知でしたか?
ザルツブルク州の湖は水質が澄んでおり、飲用に適した水質であるため、生息する魚たちにとって最高の住環境となっています。イワナやマスを筆頭に、カワカマス、テンチ(ヨーロッパ産コイ)、コイ、ウナギ、パーチなどがフュシュルゼー湖を遡上しています。 特に夏には、この地方を訪れる外国人客も同様に多様です。ザルツブルグ州湖水地方は、音楽祭の街ザルツブルグから目と鼻の先なので、様々な国の人々が訪れるのも不思議ではありません。