チロル州のシュペック・クネーデル
すべてのチロル料理には、その地域で飼育された肉や森林からとれた自然が使用されています。ご当地料理として、チロル州の団子は「シュペック・クネーデル」や単に「クネーデル」と呼ばれてこのチロル地方で親しまれています。
シュペック・クネーデル(ベーコン入り団子)
作り方:
1. パンをサイコロ状に小さく切り、塩をふりかける。
2. 牛乳と卵を混ぜ合わせ、1に注ぐ。全体を絡ませふたをして、30分ほど寝かせる。
3. ベーコンと燻製ソーセージを小さく切って炒め、2に加える。
4. バターで炒めた玉ねぎに小麦粉を混ぜ合わせ、3に加え混ぜる。
5. 4を8~12個それぞれが同じ大きさになるように丸める。
6. 5を沸騰したスープ(または塩水)に入れ、約12分茹でる。柔らかくなり過ぎたら少量の小麦粉を付け加える。
古い風習では、まず一皿目にスープで食べ、二皿目はザウアークラウト等に添えて食べたり、グーラッシュのようなスープで食べたりします。
また、単品としてではなく、肉料理の付け合せとして食してもよいでしょう。