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    ウィーン磁器工房アウガルテン

    ウィーン磁器工房アウガルテンは、300年来オーストリアの文化財としてウィーンの中心で製造を続けています。アウガルテン宮殿にある工房では、貴重な職人技をガイドツアーで見学することもできます。

    ヨーロッパで二番目に古いウィーン磁器工房アウガルテンが1718年に創立されました。今日でも当時と同様、磁器は手作業で生産及び絵付けが行われています。手にしたものは世界で一つしかない作品です。つまり全てが一点物なのです。

    ウィーン磁器工房は、2万5千点以上の様々な磁器製品を取り扱っています。指ぬきから床に置く大きな花瓶まで、そしてバロック様式のモカ用コーヒーカップからモダンスタイルのエッグカップまで、圧倒的な多様性を誇っています。
    世界的にも類を見ない磁器の人形の他、特に人気があるのはオーダーメイドで、それぞれのお客様の要望に合わて制作しています。例えば、家紋やマークなど特別な装飾を施したり、独自の形であったりします。

    アウガルテンのデザインは、工房の設立当初から名のある芸術家との提携により生み出されています。今日では時代の趣向に合わせ、工房は近代的な形と少ない装飾の製品を扱い、またデザイナーは積極的に開発に携わっています。
    ウィーンにある磁器工房アウガルテンは、環境に配慮した持続可能な製造を行っていて、製造過程をガイドツアーで見学ことが可能です。不恰好な素地から優雅な白いカップが生み出される様を、工房で直接観察してみてはいかがでしょう。
    アウガルテンはいつまでも変わらない価値を創造するとともに、300年の伝統を守っています。ウィーン磁器工房は、オーストリアの文化財の一つです。

    アウガルテンの直営店

    磁器の形成や磁器の絵付けの高い技法を学ぶためには、一生涯かかります。最も簡単な装飾を学ぶのにも、少なくとも3年はかかります。
    長石と石英、カオリンの混合物を用い、これ以上望めないほど完璧に仕上げられた美術工芸をなぞらえることができるでしょう。
    全ての作業工程にそれぞれの専門家がいます。型職人や鋳物職人、成形職人、絵付師、縁職人、金研磨職人などがおり、それぞれが各分野の達人です。
    博物館入館チケット付の工房ガイドツアーでは、工房の歴史を学べます。製造過程における専門家の仕事ぶりを深く理解でき、又、完成品まで見ることができます。

    祭日を除く月~木曜 10:15~、11:30~(予約不要)それぞれ約一時間のツアー
    グループは要予約
    詳しくは


    また、初心者、経験者を問わず5人以上で、2日間の絵付けのワークショップップを工房で行っています。火曜・水曜(月2回)、10:00~16:00 スケジュールはこちら

    Porzellanmanufaktur Augarten
    Obere Augartenstraße 1
    1020 Wien

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