
オーストリアの復活祭の伝統とイースター・マーケット
各地のイースターのイベント
Introduction
イースターは一年で最も華やかな季節、と誰もが言います。オーストリア各地で、色鮮やかなイースターエッグや春の花々、そしてシュロの枝飾りが伝統を彩ります。シュロの枝飾りは「ショロの主日」に教会で祝福される大切なものです。家族や友人と一緒に飾り付けや手作りを楽しむ時間は、世代を超えた温かなひとときです。
復活祭日曜日には、イースターのうさぎが色とりどりの卵やチョコレート、小さな贈り物を家の中や庭に隠し、子どもたちをワクワクしながらイースターエッグ探しに乗り出します。大人たちも、柔らかく焼き上げたイースターラムや甘い菓子パンのラインドリングなど、季節の味覚を楽しみます。
伝統工芸とイースター・マーケット
イースターが近づくと、オーストリア各地の広場は活気に満ちあふれます。美しく彩られた卵、繊細に飾られたネコヤナギのブーケ、手彫りの木彫り細工など、職人技が光る工芸品が並びます。
オーストリアのイースターは、地域の工芸品、季節の食べ物、昔ながらの風習など、伝統と春の訪れを華やかに体験できるチャンスです。
ご注意:
このリストは、州ごとのイースター・マーケットの概要を提供するものですが、すべてを網羅するものではありません。日程が急遽変更になる場合もありますので、各地方のウェブサイトをご覧になるか、直接現地の観光局にお問い合わせください。
ブルゲンランド州
フォルヒテンシュタイン城のイースター・マーケット 2026年3月28日~29日
ゴルスのイースター・マーケット 2026年3月28日
ローテントゥルム・アン・デア・ピンカのイースター・バニー・ワンダーランド(リンクはドイツ語のみ) 2026年3月27日~4月6日
ファミリーパークのイースター 2026年4月4日~6日
ケルンテン州
クラーゲンフルトのノイアープラッツのイースター・マーケット 2026年3月19日~4月4日
フィラッハの教会広場でのイースター・マーケット 2026年3月26日~4月4日
フェルデンのイースター・マーケット(リンクはドイツ語のみ) 2026年3月28日~4月6日
ピラミーデンコーゲルのイースター・メーケット 2026年3月28日~4月6日
ニーダーエステライヒ州
シュロスホーフ宮殿のイースター・マーケット 2026年3月7日~4月6日
ローゼンブルク城のイースター・マーケット 2026年3月21~22日 、および28~29日
オーバーエステライヒ州
クロイツェン城のイースター・マーケット 2026年3月21~22日
トラウン城のイースター・マーケット(リンクはドイツ語のみ)2026年3月28~29日
ケーファーマルクトのヴァインベルク城の復活祭 2026年3月21~22日
ラーキルヒェンのザルツカンマーグート・イースター・マーケット 2026年3月14~15日
シュテラーホーフ野外博物館のイースター・マーケット 2026年3月21~22日
ザルツブルク州
グロースグマインにあるザルツブルク野外博物館のイースター・マーケット2026年3月28日
ヘンドルフのグート・アイダービッヒルのイースター・マーケット2026年3月21日~4月6日
シュタイヤマルク州
フィッシュバッハのイースター・バニーフェアとイースター・バニー村(リンクはドイツ語のみ) 2026年3月22日~4月12日
ファラッハ城でのイースター展 2026年3月13日~15日
コルンベルク城のイースター展(リンクはドイツ語のみ)2026年2月28日~4月2日
フュルステンフェルトのイースター市・マーケット(リンクはドイツ語のみ) 2026年3月21日~4月4日
チロル州
ハル・イン・チロルのイースター・マーケット2026年3月27日 – 3月28日
インスブルックのイースターの春 2026年3月27日~4月6日
キッツビュールのイースター2026年3月27日~4月12日
クーフシュタインのイースター・マーケット2026年4月3日 – 4月4日
フォアアールベルク州
ドルンビルンのイースター・マーケット 2026年3月28日
ウィーン
アム・ホーフのイースター・マーケット(リンクはドイツ語のみ) 2026年3月20日~4月6日
フライウングのオールド・ウィーン・イースター・マーケット 2026年3月20日~4月6日
シェーンブルン宮殿のイースター・マーケット2026年3月25日~4月19日
イースターの伝統
シュロのロバ「パルムエーゼル」
イースターの時期にザルツブルク州を訪れると、ザルツブルク近郊のプフで行われる伝統的な風習に出会うことができます。
パルムエーゼル(シュロのロバ)の行列:イエスのエルサレム入城を再現するために、木製のロバ(パルムエーゼル)にキリストの姿を背負わせて町を練り歩きます。その パルムエーゼルの歴史は17世紀に遡ることができます。毎年シュロ(棕櫚)の主日(カトリックでは枝の主日)の日曜日には、地元の民族衣装協会の4人の若者が、シュロの枝を持ったキリスト像とともに、カウリーの貝殻でできた手綱で飾られた重さ100キロ以上になるロバを担いて行進します。
イースターの火祭り
イースターの火祭りも古くからの伝統で、今日でもザルツブルク州(マウテルンドルフ、サンクト・マルガレーテンなど)、 シュタイヤマルク州(フリードベルク)そして ケルンテン州(クルンペンドルフ、テッセンドルフなど)の一部の地域で夜空を照らします。
数週間かけて、高さ10メートルにもなる木造の塔を建てます。そして、復活祭日曜日の夜に火をつけます。
他の多くのイースターの風習と同様、この行事も異教のルーツを持っていますが、今日、イースターの火祭りはキリストの復活を祝う喜びの象徴とみなされています。
空飛ぶ鐘
聖週間の間、教会の鐘は鳴りません。伝説によると、鐘は聖木曜日にローマに飛ぶと言われ、再び鳴るのはイースターの日曜日です。この間、鐘の役目は「ラッチェンを鳴らす少年たち」に引き継がれます。ラッチェンは木製の楽器で、回すとカタカタという大きな音がします。彼らは太鼓やラッチェンで大きな音を立てながら村中を歩き、詩を朗読し、歌を歌いながら人々に祈りや教会の礼拝の時間を信者に思い出させます。
イースターエッグの染色
イースターエッグの染色はオーストリア全土で古くから行われている伝統行事で、その歴史は12~13世紀にまで遡ります。ザルツブルク州の ルンガウ地方では、卵を染色する特別な方法があります。イースターの食卓やイースターバスケットに飾られるグラヴィアラッハ・エッグと言われるこの美しい模様の卵は、ゆで卵をリネンの布の上に置き、その上に「グラヴィアラッハ(チャービルというハーブ)」と「カスブレーメン(クロッカス)」とタマネギの皮をのせて包みます。布の両端をしっかりと結び、数分間染料の中に浸すことで、模様が染み込み、世界にひとつだけの美しいデザインが浮かび上がります。