クリムルの滝
ホーエ・タウエルン国立公園にあるヨーロッパで最も高い滝

ザルツブルク州にあるクリムルの滝は、広大な ホーエ・タウエルン国立公園の中心に位置し、ヨーロッパで最も高く、世界でも五指に入る高さ（約380 m）を誇ります。訪れる人々は、滝が生み出す微細なミストに包まれながら、まるで自然の息吹を肌で感じるように、深く呼吸ができる解放感を味わうことができます。​

クリムルの村から、クリムルの滝へ向かうハイキングに出発すると、森と岩に囲まれた渓谷を背景に、心地よい涼しさとともに、訪れる人々を大自然の中へ誘います。

氷河の渓流クリムラー・アッヘから絶え間なく流れ落ちる水の姿は壮観そのもので、三段の滝となって380ｍの高さから落下し、さらにその下流へと渓谷を流れ下ります。

村の南の外れから徒歩約30分で、ザルツァッハ渓谷の上流部を通るコースの最初の展望ポイントである、下部の滝に到着します。ライマンカンツェルと3番目の展望ポイントは、わずか5分しか離れていません。さらにライマンカンツェルを進むと、中段の滝へと導かれ、文字通り瀑布の迫力を直に感じることができます。

もし休憩を取るなら、標高約1,285ｍにあるショーナンゲール・レストランが最高です。もちろん、滝の最上部にあるベルガーブリックからは、最高の展望が得られます。最上部までは、ハイキングで約1.5時間かかります。地殻変動が滝壺の高さから、陸地を現在の位置まで高く押し上げました。滝の源となっているクリムラー・アッヘもお見逃しなく!

クリムルの滝のすぐ近隣には、水のテーマパーク、ヴァッサー・ヴァンダーヴェルトがあり、水に関わる様々な形のアトラクションが楽しめます。