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    オーストリアの州立博物館

    ウィーンを含むオーストリアの9つの州には、それぞれに州立の博物館があります。州都にあるメインのミュージアムのみならず、州内の各地にあるミュージアムや城や記念館などを州立博物館が管理しています。

    Wien Museum am Karlplatz
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    ウィーン・ミュージアム

    首都ウィーンは州の一つでもあります。ウィーン市はオーストリアのどの都市より社会的にも、文化的にも、都市としても総合的に変化し続けています。市立博物館であるウィーン・ミュージアム・カールスプラッツは、 新石器時代から20世紀半ばまで、芸術と歴史が混ざり合った数千年にわたるウィーンの変遷を示しています。 たとえば、19世紀の芸術に焦点を当て、クリムト、シーレ、ゲルストルとシェーンベルク、ヴァルトミュラー、アマーリング、ダンハウザー、フェンディの絵画に加え、家具、衣服、貴重な芸術品や工芸品の展示、そして重要なオーストリアの詩人フランツ・グリルパーザーの再建されたアパートとオリジナルの家具を見ることができます。
    ウィーン・ミュージアムはカールスプラッツにあるメインの建物に加え、皇妃エリザベートゆかりのヘルメスヴィラ(冬期は休館)や、時計博物館、プラーターミュージアム、モーツァルトやシューベルト、シュトラウス、ベートーヴェン、ハイドンなどの楽聖たちの記念館、カールスプラッツとヒーツィングのオットー・ワーグナーの駅舎(冬期は休み)など全部で21の多数のミュージアムから成っています。

    *ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツは大改装を終え2023年12月6日にオープン。従来の床面積を倍に拡大した新装ミュージアムは、展示会場も広くなりました。環境に優しい地熱や太陽電池、断熱材を使用することで、必要な電力を自力で賄える新時代の公共施設です。従来の3つのフロアは、1階の古代ローマ時代から3階の現代のウィーンを時系列で見学できるよう設計されています。4階には新しい企画展示会場「フローティング・フロア」が増築され、カール教会が眺望できる付設のテラスは一般にも公開されます。

    お得情報:
    ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツの常設展は入場無料。

    ウィーン・ミュージアム

    ニーダーエステライヒ・ミュージアム

    オーストリアのスター建築家ハンス・ホラインの設計で、自然と芸術、地域研究がひとつに統合された話題の博物館 − それが州都サンクト・ペルテンにあるニーダーエステライヒの州立博物館であるニーダーエステライヒ・ミュージアムです。この博物館はモダンなマルチメディアの体験空間として、オーストリアの博物館分野に新しいビジョンを打ち立てています。

    美術品コレクション
    美術史部門では中世から現代に至るまでの傑作を網羅しています。重点は19、20世紀で、ビーダーマイヤーから現在の流れにいたっています。常設展の他、年に数回、外部からの作品の貸し出しも含め、大規模な特別展を開催しています。

    州の歴史がわかります
    ミュージアムラボでは、「州の記憶」と題して2つの部門からお好きな歴史へのアプローチが選べます。一つは「州への7つの扉」を通し、「コミュニケーション空間」「集落空間」「経済空間」といった様々な歴史的な生活空間を最新の3Dテクニックの映像で体験することができます。もう一つは初期から現代までの文化史に関するデータバンクである「図書館」を通して事実と結果を検証します。

    然博物学
    ヨーロッパの中心地域であるニーダーエステライヒ州の多様な生息地をもとにして、自然科学に取組んでいます。地域による自然の特徴、地質学上の特質、多様な地形による様々なハイキングコースなどが紹介され、それに加え、博物館の庭園や、動物園、水族館やテラリウムでは、州内の約100種の動植物に出会えます。

    ニーダーエステライヒ州立博物館

    「ザルツブルクの全貌」を、ひとつの博物館に集約することが出来るでしょうか?歴史的建築の数々、古都と周辺の自然が織りなす見事なハーモニー、数多くの貴重な文化財、未来を指向するモダンな側面などの全てを紹介することは可能でしょうか?

    モーツァルト広場にある華麗なノイエ・レジデンツ内のザルツブルク博物館は、卓越したコンセプトによって、この課題に取り組み、オーストリアならびにヨーロッパの博物館賞を受賞しています。モーツァルト広場ノイエ・レジデンツ内にある本館のほか、分野別の博物館が市内数カ所に点在しています。

    -ザルツブルク博物館本館 Mozartplatz 1 モーツァルト広場ノイエ・レジデンツ内。
    最先端のモダンな博物館は、豊富な情報のみならず多彩なエンターテイメントを提供するものであるという見地から、ザルツブルク博物館は、地方の歴史、芸術文化などを、数々の貴重な展示品とマルチメディア・インスタレーションによって紹介、学術的知識と楽しいレジャー要素が見事に融合しています。
    「ザルツブルクの神話」部門は歴史的発展経過を分析、「ザルツブルクの人々」部門には、著名な市民の興味深いポートレートが展示されています。順次開催される特別展では、郷土史的テーマや国際的美術が焦点となり、ディスカッションや講演とともに、プログラムを一層豊かなものとしています。www.salzburgmuseum.at

    -ドームクオーター

    ザルツブルク旧市街の中心地で、見所が集まるドームクオーター。17世紀にトゥーン大司教のもと造られた大司教の宮殿、大聖堂、サンクト・ペーター博物館、フランシスコ会修道院教会を通る美術館巡回コースが200年の時を経て再び整備され、大聖堂広場の上段を散策することができます。www.domquartier.at 

    -グロッケンシュピール Mozartplatz 1 モーツァルト広場
    大司教宮殿の鐘楼から毎日3回、モーツァルトの曲が響き渡ります。

    -おもちゃ博物館 Bürgerspitalgasse 2 ビュルガシュピタール(市民病院)内
    ヨーロッパにおける玩具の歴史を紹介するオーストリア最大の博物館があります。世界中の民俗やおもちゃのコレクションが見られます。

    -パノラマ博物館 Residenzplatz 9 レジデンツ広場
    唯 一無二とも言えるパノラマ絵画は、ヨハン・ミヒャエル・サットラー(1786~1847)が制作、約125平方メートル、周囲26メートルの大きな画面には、1829年頃のザルツブルク市街と周辺が描かれています。見学者用のプラットフォームから望遠鏡で覗くと、建物の細部や、約200年前の市民の日常生 活を観察することができます。

    -城塞博物館 Festung Hohensalzburg ホーエンザルツブルク城塞内
    1952年設立。2000年に根本的に改装し、それによってオーストリア博物館賞を受賞。歴史、住まいの文化、武器、軍楽、支配権などを展示。
    -民俗学博物館 Monatsschlössl | Schlosspark Hellbrunn ヘルブルン宮殿
    1924年モナーツシュレッスル・ヘルブルンに設立。民俗文化、慣習、特別展示 

    -大聖堂発掘博物館 Residenzplatz | Dombogen レジデンツ広場
    1974年設立。古代ローマ時代の出土品、大聖堂の中世の土台。

    Family at the Schlossmuseum in Linz
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    オーバーエステライヒ州立博物館

    すでに1833年に連合博物館として創立されましたが、1895年にその中心である「フランシスコ・カロリヌム」が完成しました。今日ここは州立ギャラリーとして、オーバーエステライヒ州に関連した現代美術を展示しています。 この州の過去の芸術や文化をたどるには、第二の中心である「シュロス博物館」を見学しましょう。オーバーエステライヒ州立博物館の第三の支柱である「生物学センター」は、1993年にオープンしました。教育や実験のために利用できる大きな公園にとりかこまれて、ここでは植物学や動物学を見せてくれます。
    3つの「本館」とならんで芸術、歴史、音楽そして学問の見学には、その他アンスフェルデンのアントン・ブルックナー記念館など、州立の9つの展示場めぐりもお勧めします。

     

    オーバーエステライヒ州立博物館

    ユニバーサルミュージアム・ヨアネウム

    ユニバーサルミュージアム・ヨアネウム Universalmuseum Joanneum
    ヨアネウムは、1811年ヨハン大公によって創立され、その所蔵品の質と量では、国内最大の州立博物館。シュタイヤマルク州の自然や文化、芸術に関する収蔵品の中には、世界的に有名な品々もあります。ヨアネウムは、19のミュージアムから成り、扱う時代によって、部門によっていくつかの建物に分けられています。州都グラーツ市内に11部門、その他は州の各地に散らばっています。www.museum-joanneum.at


    グラーツにあるミュージアム

    - 武器庫 Zeughaus
    32,000の各種武器や鎧などは圧巻です。夏期4月~10月のみオープン。
    - クンストハウス Kunsthaus
    素晴らしいこの近代建築は、地元に人々にグラーツのエイリアンと呼ばれています。グラーツの古い建物とのコントラストは、伝統 と現代が融合されたもの。各種現代芸術の特別展覧会が各ホールで 常時開催されています。
    - 歴史博物館Museum für Geschichte

    旧市街のバロック様式のヘルバーシュタイン宮殿にあるシュタイヤマルク州の宝物館。常設展示は、中世最盛期から20世紀までの美術史 ー ガラス、陶磁器、家具、宝飾、錬鉄、繊維のコレクションを始め、シュタイヤマルク州の手工業の歴史を伝える展示品とマルチメディアの展示からなっています。

    - エッゲンベルク城 Schloss Eggenberg 世界遺産
    城内のそれぞれの豪華な部屋:ガイドツアーでのみ見学可能
    夏期4月~10月のみオープン

    - アルテ・ギャラリー Alte Galerie
    ロマネスクからバロックまでの絵画と彫刻の展示。シュタイヤマルク州内の中世 芸術の最大コレクション。エッゲンブルク城内にあります。
    夏期4月~10月のみオープン。

    - 考古学博物館 Archäologiemuseum
    1200の展示品は何千年前の生命の痕跡を物語っています。エッゲンブルク城内にあります。夏期のみオープン。

    - 貨幣博物館 Münzkabinett,
    エッゲンベルク城にある貨幣博物館では、シュタイヤマルク州のコインの歴史がわかります。グラーツ造幣局の豹柄コインからケルト時代のコイン、フラヴィア・ソルヴァ出土の金貨、カール2世大公のルネサンス時代の貴重な貨幣などが見どころ。夏期のみオープン。

    - 自然史博物館 Naturkundemuseum
    最新の技術を備えた常設展では、生物科学および地球科学のコレクションを通じ、自然の魅力と地球の歴史を辿ることができます。旧市街のヨアネウム地区にあります。
    - ノイエ・ギャラリー Neue Galerie
    19世紀、20世紀、21世紀の絵画、造形美術を扱います。
    特別展示開催もあります。旧市街のヨアネウム地区にあります。

    - 民俗博物館 Volkskunde Museum
    かつてのカプツィーナ修道院に1913年に設立されました。常設展ではシュタイヤマルク州における家の家具や道具、人々の生活、衣服、風習などがわかります。シュロスベルクの麓にあります。 

    - CoSA(科学活動センター) Volkskunde Museum
    科学の知識、技術を体験、学習できる展示、ショー、ワークショップなど。ヨアネウム地区にあります。


    グラーツ以外の州立博物館

    - オーストリア彫刻公園 Oesterreichischer Skulpturenpark 

    - シュトゥービング野外博物館Oesterreichische Freilichtmuseum Stuebing
    最新の技術を備えた常設展では、生物科学および地球科学のコレクションを通じ 

    - トラウテンフェルス城Schloss Trautenfels
    最新の技術を備えた常設展では、生物科学および地球科学のコレクションを通じ 

    - 狩猟博物館&農業博物館 Jagdmuseum&Landwirtschaftsmuseum
    グラーツの南近郊、シュタインツ城内にあります。狩猟道具から農民の生活まで貴重な展示。 

    - フラヴィア・ソルヴァ Flavia Solva
    シュタイヤマルク州の唯一のローマ時代の町。重要な出土品を展示。野外なので年中入場可能。ローマ時代に思いを馳せてください。

    Ferdinandeum
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    チロル州立博物館フェルディナンデウム

    州立博物館フェルディナンデウムではチロルの歴史が息づいています。土器・金属・ガラス製のさまざまな種類の考古学的発掘品、さらにチロルの石器時代、青銅時代、鉄器時代、並びにローマ時代、中世、また近世に至るまでの遺物は、チロルの多様性の生き証人です。

    1823年の創立以来、フェエルディナンデウムはチロル州における文化・地域研究の記録や収集、コミュニケーションの中心的役割を果たし、芸術は生きており国境を越えていることを示してきました。
    博物館の活動には、先史時代、ローマ時代、中世そして近世の考古学的発掘品、石器・青銅・鉄器時代やローマ時代の記録、音楽のコレクション、修復ワークショップ、研究プロジェクト、遺跡の探検と復旧、特別展、コンサート、そして博物館の教育キャンペーンなどがあります。
    フェルディナンデウムでは、芸術と歴史はただ眺めるものではなく、体験することができます。

    フェルディナンデウム
    vorarlberg museum
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    フォアアールベルク博物館

    ブレゲンツにあるフォアアールベルク博物館はオーストリア最西端にあるフォアアールベルク州の芸術、文化、歴史博物館です。コレクションには考古学的な遺物から、現在までの神聖な、または世俗的な芸術と民俗資料など、約16満天の様々な資料が含まれています。

    フォアアールベルクの女流画家アンジェリカ・カウフマンによる作品のコレクションは重要な価値があります。この博物館に展示されている資料はオーストリアとオーストリア国民にとって歴史的重要性によって特徴付けられます。展示物以外にも、時代を代表する人々のインタビューやメディアも重要です。

    フォアアールベルク博物館
    Rudolfinum
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    ケルンテン州立博物館

    コレクションが膨大になり州庁舎内では間に合わなくなったため、1884年、独立した建物の新築が不可欠になり、州立博物館「ルドルフィヌム」となりました。皇太子ルドルフ大公にちなんで「ルドルフィヌム」とよばれていたこの博物館は、1884年大公がみずから落成式を挙行し、1918年までこの名前で呼ばれていました。
    ケルンテン州立博物館は、公開コレクションと州立図書館のあるクラーゲンフルト市ムゼーウムガッセの「本館」に加え、以下の博物館を運営しています。
    ・クラーゲンフルト州庁舎ヴァッペンザールの管理とガイド
    ・クラーゲンフルト、クロイツベルグルにあるケルントナー植物センターと隣接の植物園、州立植物標本室
    ・ケルントナー民俗学研究所と隣接したマリア・ザールの家具博物館
    ・マグダレンスベルク(考古学公園マグダレンスベルク)の考古学的出土品と付属の博物館
    ・トイルニア/サンクト・ペーター・イン・ホルツ(古代ローマ博物館トイルニア)の考古学的出土品と博物館、
    ・グロバスニッツ/ヘマベルク博物館

    ケルンテン州立の博物館
    Landesmuseum Burgenland
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    ブルゲンランド州立博物館

    恵まれた気候と肥沃な土壌を求めて、ブルゲンランドへの入植はすでに新石器時代から始まっていました。オーストリアのいちばん東に位置するこの州の歴史や文化、風土を知るには、州立博物館をご見学ください。
    ブルゲンランド州立博物館は、この地域の 1 万年を超える人類の歴史を展示する普遍的な博物館です。 見るべきものは考古学、地質学、先史時代の文化研究、文化史、民俗学、美術史、動物学、植物学をテーマとしたコレクションで、あわせて31の展示室に7万点が展示されています。

    ブルゲンランド州立博物館の関連施設としては、ブルゲンランド州立美術館、ライディングのリスト博物館、アイゼンシュタットのハイドン博物館、ギュッシング城、シュライニング城、タボア城があります。これらの施設は一枚のミュージアムカードで入場できます。

    ブルゲンランド州立博物館
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