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    オーストリア最大のスキーエリア、アールベルク

    アールベルク地方はアルペンスキーの発祥の地です。チロル州とフォアアールベルク州にまたがるアールベルクスキー場は、スキー総距離305km、87のロープウェー、リフトを備え、オーストリアで最大、世界でも5指に入る迫力ある大スキーエリアです。ここではスキーが120年前から行われた、アルペンスキーの発祥の地です。

    アールベルク地方はサンクト・アントン、サンクト・クリフトフ、シュトゥーベン、ツュルス、レッヒ、オーバーレッヒ、シュレッケン、ヴァルトに広がる広大なスキー場です。フレクセンバーン(Flexenbahn)、トリップコプフロープウェーI&II (Trittkopfbahnen I & II) 、アルボナロープウェーII (Albonabahn II ) により、ツュルス~シュトゥーベン/ラウツのスキー場がつながり、サンクト・アントン、サンクト・クリフトフ、シュトゥーベン、ツュルス、レッヒ、オーバーレッヒ、シュレッケン、ヴァルト間の接続が良く、エリア間を快適に移動できます。このフォアアールベルク側のアールベルクのロープウェーによりよりアールベルクはオーストリアで最も大きいスキー場となり、世界でも5指に入る大スキーエリアとなりました。これにより夢のような世界が広がり、スキーの醍醐味が味わえます。
    アールベルクスキー場は、スキー総距離305km、87の索道が通っています。

    アールベルク、スキー場の発展

    アールベルクはチロル州とフォアアールベルク州にまたがったオーストリアアルプスの広大なスキーエリアです。その発展は1850年にアールベルク・トンネルができ、鉄道が開通したことで観光客が多く訪れるようになったことがその後のスキー場としての基盤となりました。1901年、サンクト・クリストフのホテル・ホスピッツに世界で初のスキークラブ、アールベルク・スキークラブが設立され、3年後に初のアルペン・スキーレースがアールベルクで開催されました。1920年には、「アールベルクスキー技術」の生みの親、ハンネス・シュナイダーがサン・アントン・アム・アールベルクにオーストリアで最初のスキースクールを設立しました。

    1930年代にはアールベルクにオーストリア初のTバーリフトや世界初の冬用ケーブルカーがオープン。50年代にオーストリア初の二人用チェアリフト、70年代には人工雪製造システム、「アールベルクジェット」が開発され、カルガリー冬季オリンピックでも導入されました。2004年、世界で最初の暖房付チェアリフトがレッヒとシュレッケンで運行。2006年には、キャビンが2本の並列ロープに結合され、2つの巨大な車輪と組み合すという世界最新の技術によって、乗客はフラットな状態で乗車できるようになりました。2016年、フレクセンバーンが完成し、アールベルクはオーストリアで最大のスキーエリアとなりました。このように、アールベルク・スキー場は絶えず世界の先端を行き、発展を遂げてきました。

    オーストリアの高級レゾート、レッヒ・ツュルス

    レッヒの冬は、純白の雪のベールをまとった、まるでおとぎ話に登場するような雰囲気を持つ安らぎの世界です。レッヒ・ツュルスは、典型的なアルプススタイルの品のいいホテルや、ワインセラーを持ち受賞歴のあるグルメレストランが多くあることで知られています。アールベルク地域には最新のケーブルカー、フレクセンバーンが開設され、総延長305Kmにも及ぶスロープを誇り、オーストリアでは最大、世界では5番目に大きな連結スキー場となりました。2017年10月には、アールベルクは250カ所のスキー場の中から、最も優れたスキー場に選ばれました。

    レッヒからツュルスまで行くスキーのコースは「ホワイトリング」と呼ばれ、マドロッホからツークまで延びるルートは、最長のスキーコースの1つです。「ホワイト・リング」の総延長距離は22Km、総高低差は5500m。中級レベルのスキーヤーなら約3時間から4時間で滑りきることが出来るでしょう。

    小さなお子様は、「キンダーランド」で初めての雪とスキー体験ができます。また、スキー・スクールでは、お子様も大人もスキルアップができます。

    その他には、整備の行き届いたウォーキングコースがあります。快適で過ごしやすい山小屋を訪れて、美味なオーストリア料理に舌鼓を打ったり、テラスからは眩しく輝く太陽と深い群青色の空の下で、美しくロマンチックな冬景色を堪能したりと、さまざまな楽しみも味わえます。またスパリゾートの良さを生かしたラグジュアリーホテルでは、運動の後、ゆっくりと身と心をほぐすことができます。

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