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    シュタイヤマルク風チキンサラダ

    このレシピでは美味しいチキンを使ってください。そうすれば、チキンフライサラダがシュタイヤマルク州のオリジナルのように美味しく作れます。

    作り方

    1. 切れるナイフで、骨付きもも肉から皮を取り、肉を骨からそぎ取る。胸肉、または骨付きもも肉から取った肉を、一口大に切り分ける。すべての肉に塩を振り味付けしたら、ラップして、約1時間ほどねかせる(時間がない時は、この仕込みの行程は省く)。 

    2. その間にドレッシングを作る。少し暖めたブロス、または、ストックにマスタードの粉を入れて、なめらかになるまでかき混ぜ、酢を加える。塩とコショウで味付けし、カボチャの種油を混ぜる。味見して、確認する。サラダ菜を洗い、水をよく切る。 

    3. 皿かボウルの中で、卵を簡単に溶き、別々の皿に小麦粉とパン粉を用意しておく。鶏肉片に小麦粉の衣をつけ、溶き卵に漬けてから、パン粉をまぶす。 

    4. フライパンの中に、澄ましバター、または、植物油を多めに入れ、火にかける。油が十分に熱くなったら鶏肉を入れ、きつね色になるまで、大きさにより3~7分焼き、一度だけ鶏肉をひっくり返して両面を焼く。焼き上がったら、キッチンペーパーの上に取り出して油を切る。 

    5. その間、水をよく切ったサラダ菜をドレッシングにあえて、大きな皿の中心に形よく盛りつける。 

    6. サーブする直前に、カリカリに焼いた鶏肉片を、サラダの上に乗せる(周りに並べれば更に良し)。半分に切ったミニトマトを飾る。 

    7. 焼き立てのロールパンか、カボチャの種入りのパンを添える。

    秘話:

    なぜシュタイヤマルク州のチキンサラダが特に有名なのかは、現在その人気が復活している「スルムタール鶏」に大いに関係があります。17世紀以来、この名は特に肉厚の食用雄鶏や食用雌鶏に与えられたもので、ヨーロッパの多くの貴族たちの食卓で、とても人気があり珍重されていました。ハプスブルク帝国時代には、この美味しい鶏はアルプスの向こう側、遠くはトリエステやマーブルクの市場にまで供給されていました。

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