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    • Salzburg Festival, Festival masks / Großes Festspielhaus, Salzburg
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    ザルツブルク復活祭音楽祭

    ザルツブルク復活祭音楽祭は毎年復活祭の時期に行われる、世界で最も有名で一流の音楽祭の一つです。

     
    モーツァルトの生誕地、ザルツブルクで開催される重要な音楽祭の一つであるザルツブルク復活祭音楽祭は世界でも最も有名な音楽祭の一つです。1967年ヘルベルト・フォン・カラヤンにより8月のザルツブルク音楽祭をさらに発展させるために設立され、芸術的に素晴らしいフェスティバルとしての地位を急速に確立しました。毎年、復活祭に行われる音楽祭では45年間ベルリンフィルが演奏していましたが、2013年、クリスティアン・ティーレマンがザクセン・シュターツカペレ・ドレスデンを引き連れ、ザルツブルク復活祭音楽祭の新たな時代をスタートさせ、2022年まで芸術監督を務めました。2020年に総監督に就任したシュタイヤマルク出身のニコラウス・バッハラーは、それまでにベルリン国立演劇劇場の芸術監督や、オーストリアではウィーン音楽祭、フォルクスオーパー、ブルク劇場のディレクター、そしてバイエルン州立歌劇場総裁などを務めてきました。バッハラーの監督の下、ザルツブルク復活祭音楽祭は2023年以降、決まったレジデント・オーケストラを置かず、毎年異なる有名な指揮者とそのオーケストラを招くという方針を執ることになりましたが、2023年に入り、新たな展開が発表されました。それは、2026 年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が首席指揮者のキリル・ペトレンコとともに、ザルツブルク復活祭音楽祭に戻ってくるという華々しい歴史の再開です。これにより、ザルツブルクは芸術の上で世界の文化都市としてさらに注目されることになるのは間違いありません。2026年のプログラムの詳細は 2025 年春に発表される予定です。 2023年から2025年の間は、ニコラウス・バッハラーは世界のトップクラスのオーケストラと指揮者を迎え、多彩で魅力的な音楽祭を展開していくことになります。


    2024年のザルツブルク復活祭音楽祭
    3月22日~4月1日

    2024年は指揮者アントニオ・パッパーノとサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団が登場します。サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団は1908年に設立された交響曲のレパートリーに特化したイタリア初のオーケストラで、アントニオ・パッパーノ卿が2005年以来音楽監督を努めています。ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭、ロンドンのプロムスなど世界の主要な音楽祭に出演し、国際的な名声を築いています。2024年のプログラムにはイタリアの作曲家たちの傑作が登場します。オペラはアミルカレ・ポンキエッリの『ラ・ジョコンダ』、オーケストラコンサートI ではルイージ・ボッケリーニ、ヴィクトル・デ・サバタ、オットリーノ・レスピーギの作品作が含まれます。また、誰よりもこのオーケストラがよく理解している、ヴェルディの有名なレクイエムが合唱コンサートに登場します。オーケストラ コンサート II もイタリアをテーマにしていますが、こちらではイタリア人以外の作曲家によるイタリア観を示す作品が展示されています。 サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の首席客演指揮者のヤクブ・フルシャ指揮で、ベルリオーズとボフスラフ・マルティヌーの音楽を披露します。

    2024年の詳しいプログラムはこちら

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