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    チロル州:インスブルックのノルトケッテンバーン

    ここほど都市空間と山の世界の境界が接近しているところはありません。インスブルックの中心部からケーブルカーとロープウェーを乗り継ぎ、わずか20分で標高2200メートル以上の高地に到着です。

    わずかな時間で、インスブルックの中心部から高山まで上ることができます。出発地点は有名な「黄金の小屋根」や歴史ある建物が立ち並ぶ旧市街からすぐそば、国際会議場の前に立つ駅舎(標高560m)です。この駅舎は国際的建築家のザハ・ハディドが設計したもので、氷と氷河のたゆまない流れを思わせる有機的な流線型のモダンな建物です。ここからフンガーブルク・ケーブルカーが途中ユニークなアルペン動物園に止まり、300mの標高差をゆっくりフンガーブルクまで上っていきます。緑に囲まれたフンガーブルクからはインスブルックの町全体とイン川を眼下に見下ろすことができます。

    フンガーブルクでゼーグルーベ・ロープウェーに乗り換え、パノラマを楽しみながらノルトケッテ連峰の人気レクリエーションエリアであるゼーグルーベ(1905m)へ、またさらにハーフェレカー(2330m)まで上っていけます。山頂からの眺望はすばらしく、中央インタール渓谷全景、シュトゥーバイ渓谷、ツィラータール渓谷、そしてヴィップタール渓谷を越えて遥かイタリアのアルプスまで、あらゆる方角に数百キロを見渡すことができます。そして2000m下には、インスブルックの市街が広がっています。ハイカーには山頂にあるハイキングコースのゲーテの道や鷲の道(ハーフェレカー山頂)などがお勧めです。この地はハイカーの他、ハングライダー、やパラグライダーの愛好家たちを魅了しています。

    ゼーグルーベ・ロープウェーは夜遅くまで運行されているので、インスブルックの山上でのディナーが人気です。
    人口密度の高いインタール渓谷の谷間の都市と、人の住まないアルプス公園、カーヴェンデル山脈の大自然との共存。インスブルックの高地には印象深い唯一の体験が待っています。

    詳しくは:

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