ブランデンベルクのプリューゲルトルテ
直火で均一に回転する木製のローラーに、分厚い生地が滴り落ちる・・・ブランデンベルクのプリューゲルトルテは、焼いている間にも涎が出てきます。プリューゲルトルテはチロル地方の伝統的お菓子の一つとしてこの地域の農家では代々、結婚式、教会の日、洗礼式、クリスマスのお祝いには食卓を飾ってきました。材料の砂糖、小麦粉、卵は同量で、バウムクーヘンに似たケーキです。 特徴は「焼き」で、まず直火の上に木製の回転ローラーを取り付けます。 ローラーをゆっくりと回転させ(従来は手動で行われていました)、ローラーに広げた生地が焼けたところに生地の層を重ねていきます。 出来上がるまで数時間かかります。このお菓子はイギリスのエリザベス女王がチロルを訪れた際に献上されました。