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    自国の人が選ぶオーストリアで最も美しいところ

    毎年オーストリアでは、オーストリアで最も美しいと思う場所を国民が選ぶライブのテレビ番組があります。過去に選ばれた、オーストリア人が選んだ魅惑の地をあなたも訪れてみませんか?

    2014年から毎年、「9の場所、9の宝」というテレビの人気プログラムで、オーストリアの国民が国内で最も美しい場所に投票する番組があります。オーストリアの9つの州がそれぞれ美しい場所をノミネートし、番組の視聴者が優勝場所を決めるという趣向です。次回の旅行訪れてみてはいかがでしょうか。



    10回目を迎える2023年の勝者であるランツクロン城は、オーストリアで最も印象的な城の 1 つです。 オシアッハ湖とフィラッハ渓谷の間に位置し、カラヴァンケン山脈の素晴らしい景色が印象的です。発掘品から紀元前9世紀にはすでにこの城砦はあったと証明されています。様々な領主や所有者を経て、騎士たちは今はもうここにはいませんが、今は様々な鳥や猿などが生息し、その一部は絶滅の危機に瀕している種もあります。動物にとっては楽園であり、人々にとって最も美しい場所の一つです。

    アクセス:ウィーンからフィラッハまで特急で4時間20分、フィラッハからランツクロン駅までローカル線で一駅。山上の城まではかなり登るのでフィラッハからタクシーがおすすめ。

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    シュトーダーツィンケンの平和のチャペル、フリーデンスキルヒャール(Friedenskircherl) は、詩人に感動を与え、信者に慰めを与え、ハイカーに天国にいるかような思いをさせてくれます。標高1,898メートルの断崖に建つチャペルは、シュトーダーツィンケン山 (Stoderzinken) のパイオニアであるエミール・リッター・フォン・ホルスティグを記念して120年前に建てられ、今では多くの人々が訪れる見晴らしの良い場所です。駐車場から 30 分ほど歩くと、指定建造物に指定されているフリーデンスキルヒャールがあります。 平和のチャペルは文字通り岩肌に突き刺さっており、小さなテラスからの眺めは圧巻です。 グレーブミングと周囲の山の景色を見渡すと、思わず足を止めたくなるところです。この周辺地域にはホーエ・タウエルン、ニーデレン・タウエルン、ゲゾイゼ、ダッハシュタインの有名な山や高原など、見どころがたくさんあります。

    アクセス:グレープミング (Gröbming) からシュトーダーツィンケン・アルペン道路(有料道路)でパーキングまで約30分、そこからハイキングで約35分(初心者むけ) 

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    フォアアールベルク州は、その年「最も美しい場所」の投票番組で 4 度目の優勝を果たしました。絵のように美しいヴィーゲンゼー湖 (Wiegensee) は、標高 1,900mを超えるモンタフォン渓谷のパルテネンの高原にあります。 120km2にも広がるフォアアールベルクで最大の自然保護区フェアヴァル (Verwall) の南端にある湿原湖で、フェアザルシュピッツェVersalspitze の麓の平原に絵のように横たわっています。 それは氷河の動きによって生まれました。 ヴィーゲンゼー周辺の荒れ地の景観は、貴重な植物相のため国際的に重要です。草やコケが湖岸から水面に成長し、時間の経過とともに密集したネットワークを形成しています。 揺れる芝生としても知られるこの植物相は安定して群生しているように見えますが、そうではありません。 湿原の敏感な植物を破壊する可能性があるため、湖岸エリアへの立ち入りは固く禁じられています。 そのため、ハイカー用に特別に遊歩道が設けられています。

    アクセス:ÖBBでブルーデンツ (Bludenz) 駅まで。そこからモンタフォン鉄道でシュルンス (Schruns) 駅へ。シュルンスからバス85番で終点「Bergbahnen」で下車。ロープウェーを利用し山上へ。

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    シュタイヤマルク州南西部の中心部を流れる急流シュヴァルツバッハ川のほとりにある、ガタガタ音を立てて回るユニークな水車、シュトルツミューレ「Strutz-Mühle」が選ばれました。何千時間もかけて、 昔のオリジナルの部品を利用して復元されたロマンチックな見学用水車は、まさに田舎の原風景です。ホワイトスルム谷の貴重な自然風景は、美しい ハイキングルートやテーマ トレイル 、魅力的な水の世界とともに人々を魅了しています。 この水車は150年以上の歴史を持つ貴重な文化財です。2006年以来、毎日訪問者に公開されています。昔はこの地域には24もの水車小屋がありましたが、現在ではこの水車だけが復元され残っています。ミルの心臓部のギアは 1854 年のオリジナルの高さ 3mのミルホイール、100 年以上前のミニ穀物ウインチ、伝統的な砥石など、機能的な製粉所の隅々に職人の愛情のこもった仕事ぶりを感じることができます。壁にはアンティークの道具が飾られています。 小麦粉の容器、歴史的な家具 - ほとんどすべてが木製で、遠い昔を彷彿とさせます。 そして1階の居心地の良いパン工房ミュラー・シュトゥーベルは、当時の生活を垣間見せてくれます。 ロマンティックなシュトゥルツミューレはシルヒャーランド (Schilcherland) の南に位置し、この地域はワイン、素晴らしい景観、文化、料理でも知られています

    アクセス:ÖBB でヴィース アイビスヴァルト (Wies-Eibiswald) まで行き、そこからヴェルナースドルフ (Wernersdorf) を経由して工場まで徒歩約 1 時間、またはゲスト タクシー (Edegger Taxi 0664/3100025)を利用します。

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    リューナーゼー湖 (Lünersee) は、標高 1,970m、フォアアールベルク州のブランドナータール渓谷 (Brandnertal) の奥に位置し、ラティコン山脈のターコイズ ブルーの宝石と言われてています。 かつては東アルプスで最大の自然山岳湖でしたが、現在はオーストリア西部で最大の人造湖の 1 つです。 山頂や連なるごつごつした岩山だけではなく、なだらかな緑の牧草地が湖を縁取っています。 太陽が輝いていると、透き通った水が素晴らしいターコイズに輝きます。

    アクセス: 日帰り旅行の出発点はオーストリア連邦鉄道ブルーデンツ (Bludenz)駅です。 ここからはバス 81番リューナーゼー・ロープウェー谷駅行きで終点まで45分。ロープウェーで山上駅へ。

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    シーダーヴァイアー湖 (Schiederweihersee) は、オーバーエステライヒ州のシュトーダータール渓谷 (Stodertal) にある人造湖です。周囲ののどかな環境と澄み切った湖水から、「渓谷の真珠」と呼ばれています。湖には多くの在来魚が生息し、シュピッツマウアー山(標高2446m)やグローサー・プリエル山(標高2515m)に囲まれた息をのむような絶景を誇っています。この地域は夏も冬も、バラエティーに富んだ歩きやすいハイキングコースを楽しく散策することができます。

    アクセス: 列車でヒンターシュトーダー (Hinterstoder) まで行き(リンツから1時間)、そこからは30分の楽なハイキングで湖へ。

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    海抜1656mの盆地に位置し、周囲を感動的なピークに囲まれたケルバーゼー湖 (Körbersee) の環境は、比類のないすばらしいものです。湖の水深が最深部で8メートルあり、水温は夏でも14°Cしかありません。湖の周辺にはホテル以外の建物はなく、住んでいる人がいない、まさに外界から隔絶された隠れ里です。

    アクセス: 湖へ到達するには、徒歩(冬季はスキー)しか方法がありません。まず、ドルンビルン (Dornbirn) まで列車で行き(インスブルックから2時間20分)、そこら40番バスに乗って、シュレッケン村(Schröcken)まで行きます。そこらから湖までは、徒歩で1時間です。あるいは、列車でサンクト・アントン (St. Anton am Arlberg)まで行き(インスブルックから1時間7分)、バスでレッヒ(Lech)へ。レッヒから徒歩2,5時間。いずれもハイキングコース。

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    地域のバス情報は

    まるで往時の旅のように、チロル州にあるこのユニークな渓谷へのアクセス方法は、2008年までは徒歩のみでした。それ故、人が住んでいる渓谷の中で、道路が通じていないオーストリアで最後の場所と呼ばれていました。今日でも、ここの大部分の場所は、車が乗り入れられません。車での道路利用が許可されているのは、35人の住民だけです。旅行者が美しいアントニウス礼拝堂 (Antoniuskapelle) へ行くには、282段の階段を上らなくてはなりません。

    アクセス: クフシュタイン (Kufstein) まで列車で行き(インスブルックから45分)、市バス1番、または、地域バス4030番に乗ってカイザーアウフシュティーク(Kaiseraufstieg)で下車。そこからカイザータール渓谷 (Kaisertal) までは、徒歩で4時間の行程です。

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    またはカイザータールについて(ドイツ語)

    その深い紺碧の湖水のために、フォルマリン湖(Formarinsee)は神秘的な雰囲気を湛えています。背景には荒々しいローテヴァント(赤い岩壁)山がそびえ、碧い湖との美しいコントラストを成しています。海抜1793mに位置する湖へは、有料道路を利用するか、徒歩で行くことができます。

    アクセス: 列車でランゲン・アム・アールベルクまで行き(インスブルックから1時間15分)、そこから91番バスでレッヒ(25分)まで。あるいは列車でサンクト・アントンまで行き(インスブルックから1時間7分)、そこから92番バスでレッヒ(30分)まで。そこからは、夏季ならレッヒの「パノラマバス」で直接湖まで行くことができます。別の方法としては、レッヒからフォルマリンヴェーク・ハイキングコースを利用してフォルマリン湖までハイキング(所要時間は5時間)です。

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    初めてグリューナーゼー湖の写真を見た人は、とても現実のものとは思えないという印象を受けるでしょう。美しくエメラルドグリーンにきらめく透き通った湖水。その透明な水を通して、水中には今も使われているベンチや橋が見えるかも知れません。その訳は、冬には完全に湖が消滅し、また春の雪解けの季節になると、いつもの水深10メートル程の湖に再び戻るからです。

    アクセス: 列車でブルック・アン・デア・ムーア (Bruck a. d. Mur) まで行き(ウィーンから1時間50分)、そこから175番のバスでトラゲス(Tragöß)まで。そこからグリューナーゼー湖(Grüner See) までは、徒歩で30分です。

    この場所について詳しくは

    日本語サイト

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